お知らせ
2020年度「北京社会文化研修──深思北京」 日中学生共同研修の募集要項
2020.Nov.25
北京社会文化研修と銘打ってはいますが、今年はコロナ禍のために北京に行けません。「かといって、特別な国際交流の機会を今年だけなくすわけにはいかない。なら、その機会をリモートで作ろう!」そう私たちは考えました。従来の北京研修では北京在住の方としか交流できませんでしたが、リモートだと北京以外の方とも交流することができます。リモートで行う今年は、北京の枠を超えて、「中国社会文化研修〜深思中国」として実施したいと思います。
香港に関する各種メディアの報道を見聞きして中国に対して悪いイメージを持つ人もいるでしょう。中国の社会・文化は日本の社会・文化とは大きく異なります。ぜひ、中国社会で生活している中国人の生の声を聞いてみてください。その声の中には「やっぱり」と思わせるところもあるかもしれません。しかし「えっ、そうなの」と驚くところも必ずあると思います。多くの情報はインターネットを調べて知ることができます。粘り強く調べるとかなりの程度までわかります。しかし、ご存知のように、ネットの記事は現実のごく一部を反映しているに過ぎません。そこに生の声を聞き合わせることで、単なる情報が、生きた情報として生々しく立ち上がってくるはずです。
学識や社会経験のある中国在住の中国人講師にリモートで講演をやっていただき、その内容に関して北京の学生とも意見交換、交流ができるよう、今私たちは準備をしています。中国に関心のある方の積極的な参加をお待ちしています。
*本年度の研修生を、LAPが主催する来年以降の北京(現地)研修へ優先的に派遣します。
■ 日時:
講義日時:2020年12月11日〜2021年1月15日 の金曜日5限(17:05〜18:35)
*2020年12月11日、18日、25日、2021年1月8日、15日
学生交流期間:上記講義期間中及び2月中旬までの不定期開催 *詳細については開講式で説明する。
■ 会場:
講義:Zoomによるオンライン開催
学生交流:ビデオ会議ツールやSNSなどを活用した交流
■ ゲスト講師:
丁剣陽(若手起業家)
胡誠林(中国道教協会副会長、陝西省道教協会会長)
靳飛(北京戯曲評論学会会長)
呂鳳鼎(元中央外事指導グループ弁公室副主任、元駐スウェーデン大使)
王恵(元北京市政府報道官、元北京市政府新聞弁公室主任)
■ 学生交流先:
中国人民大学文学院
■ 使用言語
講義:中国語(同時通訳付)
学生交流:日中英三言語いずれも可(相手によって適切な交流言語をその都度選ぶ)
■ 参加費用:
無料(通信に関する費用は各自負担)
■ 参加条件:
講義聴講、日中学生交流調査およびオンライン研修報告会への参加。
研修報告書の提出。*報告集の紙媒体配布および電子版のWEB公開をする予定
■ 募集対象・募集人数:
学部生10名以内(大学院修士課程生も応募可)。
*中国語を母語とする者は応募不可。
■ 応募期間・応募方法:
①選考レポートのテーマ:
1.あなたは「中国」にどのようなイメージを抱いているか。
2.ここ3年間の中国に関連するニュースや話題について、調べたことは何か。
以上をA4用紙に1500字程度でまとめてください。
②提出期限:2020年12月9日(水)(締切厳守)
③提出方法:メール添付
・タイトルを【2020年度北京社会文化研修・日中学生共同研修選考レポート/氏名】として下さい。
・応募メール記入事項
a. 氏名
b. 所属・学年
c. 学生証番号
d. 留学・国際交流経験
e. 中国についての関心分野
f. 中国語運用能力(学習歴、関連資格の有無など)
④送付先:admin@lap.c.u-tokyo.ac.jp(@は半角に置き換えて下さい)
⑤結果発表は12月10日(木)正午までに応募者メールアドレス宛に連絡します。
■ スケジュール
2020年12月9日:応募書類提出締切
2020年12月10日正午:書類選考結果通知(応募者メールアドレス宛に連絡)
2020年12月11日:東京大学×人民大学学生共同研修・開講式
2020年12月11日-2021年1月15日:特別連続公開講義期間(5回)
2020年12月11日-2021年2月21日:日中学生オンライン交流・調査期間
2021年2月22日(仮):オンライン研修報告会
2021年2月26日: 研修報告書提出締切
※問い合わせは、LAPホームページの問い合わせ欄から、もしくは下記のLAPメールアドレスへ行ってください。
HP http://www.lap.c.u-tokyo.ac.jp/ja/
Email admin@lap.c.u-tokyo.ac.jp