中国の学生との共同フィールドワークを体験したい

学生による意見・感想 南京大学フィールドワーク研修【3月】2012年度

集中講義感想文(南京大学4年生)

今回、東京大学の集中講義を聞いて、とても勉強になりました。講義がまだ始まっていないとき、「変容」という抽象的なテーマを見て、どういう意味だろうとさっぱり分かりませんでした。やっと授業が始まり、理科の内容が多くて、文科生である私たちにとっては難しかったです。高校の時、私は一応理科生でしたが、大学に入ってからはほとんど触れたことがなく、生物のことか植物のことかだいぶ忘れてしまいました。ですから、最初の時は講義の内容について、なんか分かるような分からないような気がしていました。でも、先生の方々が話しのスピードを下げたり、さまざまな写真を見せたりするなどいろいろと配慮してください、また、同時通訳の人のいて、だんだん講義に慣れてきて、さらに講義の内容を面白く思ってきました。こういう昆虫もいるんだななどと自分の視野がすっと広がってきまいた。

学生討論についてですが、やはり最初は言葉の壁が気になって、東大生がぺらぺら話しているところを聞いて、自分は何をどう話したらいいかと緊張して、あまり自信がありませんでした。でも、討論の後、東大生と一緒に遊びに行ったり、いろいろと喋ったりして、すぐ仲良くなってきた。その後の討論も順調になってきたような気がする。中日の考え方がずいぶん違っていて、お互いに意見や考えを聞いて、時々雰囲気が盛り上がって、とても面白かったです。

また、今回自分は同時通訳を2回担当させてもらいました。初めてのことなので、専門用語が多くて、外来語も時々出てきて、また「うまくできなかったらどうしよう」とあまりにも緊張して、時には自分の声が震えて、1回目の講義の1時間目ではめちゃくちゃでした。先生にも講義に参加した学生たちにも申し訳ない気分でいっぱいでした。2時間目からは少し慣れてきましたが、やはり緊張していました。先生の言ったことが分かっても、中国語に訳しながら、次の言葉も一生懸命聞いて、ほんとうに疲れてました。でも、自分にとっては、今回はいい体験でした。このめったにないチャンスをもらって、ほんとうによかったと思います。

短いなんですが、毎年南京大学で一ヶ月の東京大学の集中講義があって、とても幸せなことだと思います。

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