中国の学生との共同フィールドワークを体験したい

学生による意見・感想 東大×南大共同フィールドワークin東京【11月】2011年度

東大学習体験報告

共同研究を通して見えてきた「空間と記憶」

今度、日本の学生たちと一緒に共同研究を参加し、お互いの意見を交流し、研究結果が発表できて、本当に嬉しかったです。私たちのグループでは、「記憶の相違」をテーマに、中日の人々は切り取られた空間である写真を見た後、何を思い出しますか、という調査が行われていました。そして、その結果を集計して中日の相違について議論し、最後、結論を出してしまいました。

共同研究を通して、いろいろ勉強になりました。最初、「空間と記憶」と聞くと、これは難しいかなと思って、びくびくして落ち着きませんでした。空間というものは直観的、含まれた意味が広くて、人によって、いろいろな考えが出してくれるかもしれませんかと思います。それで、私たちはどうすればいいのかと不安で日本へ来る前ずっと考えっていました。

調査によると、写真に対して、人々はいろいろな意見を出しました。そのうち、大変違っているの意見もある、ほぼ同じな意見もあります。私たちは人によって、遭遇が違います。だから、記憶の構成も人によって違います。そして、同じ写真を見て、違うものを思い出したのは常識でしょうと皆がそう思っているかもしれません。

今度、「東京大学1週間体験プログラム」のおかげで、日本に行くことができました。せっかくの機会だから、私は今度、日本有名の観光地東京タワーへ行きました。東京タワーに近づければ近づくほど、東京タワーがまぶしいばかりに美しいです。これはきっと以前夢に見たことがあるといつかから、このような不思議な考え方が心から思い出しました。しかし、明治神宮に来たとき、そんな奇妙な感じがぜんぜんありませんでした。東京タワーも、明治神宮も、初めてですから、どうして、違った印象が残されたのはなぜですか。これはおかしいではありませんか。

だから、記憶が空間を記録するのではありません。実は、空間が私たちの記憶を創造しているのだと私がそう思っています。つまり、なぜある事件が思い出になったのか、たぶんあの事件、あの空間が私たちに思い出になろうと命令するかもしれません。

「東京大学1週間体験プログラム」参加の前と後で変化したこと、もっとこうして欲しいという希望

今度、「東京大学1週間体験プログラム」が参加できて、非常に嬉しかったです。私は小さい頃から、日本文化に触れはじめました。日本のアニメエションとか、ドラマとか、小説とか、音楽などが大好きです。そのとき、日本語はまだ分かっていなかったが、言葉の美しさとやさしさが感じられました。だから、大学で日本語を勉強することを決心しました。入学以来、日本語の勉強が三年になりました。そのうち、日本語をだんだん身につけるとともに、日本文化と歴史をもっと分かってきました。日本文化に触れれば触れるほど、興味が深くなりました。そして、私は日本に行って、日本人の生活を自分の身で体験してみたいと思いました。また、日本人との付き合い、日本学生との交流を通じて、日本語が上手になりたい、日本文化をもっと理解したいと思っています。

日本は中国の一衣帯水の隣国であり、昔から文化や教育や経済などの交流が盛んでいました。そして、日本の大学教育の目的は、知識のみならず、人格面とともに応用能力も十分に開発することであるそうです。だから、いつかから日本の大学で勉強したいと思っています。

今度、「東京大学1週間体験プログラム」のおかげで、初めて日本の学生たちと一緒に勉強したり、日本生活を体験したり、お互いの意見を交流したり、いろいろ勉強になりました。この一週間が短いけれども、一生忘れない思い出になると思います。このプログラムを通して、日本のイメージとか、日本人のイメージとか、東京大学のイメージとか、私の以前想像しているのと大変違うことが分かりました。

東京大学の先生と学生たちが皆親切で優しくて、毎日、文句も言わなくて、私たちに東京のあちこち案内し、紹介してくれました。授業が忙しいのに、授業以外の時間がほとんど私たちのガイドさんに担当されて、本当に感動しました。来年の三月、私たちきっと、日本の皆さんよりもっとプロのガイドさんを見せていますように頑張ります。

中国と日本は昔からの友好的な隣国同士で、交際の歴史も二千年続いています。交流の広さ及び相互依存度・相互関心度の高さは中日両国の国民感情の改善、さらに国交の改善にも有利なのだと思います。このプログラムは中日両方の学生の交流を促し、お互いに理解を深めることができると思います。中日友好は一目で見れば大きい課題だが、われわれ日本語を勉強している学生が実に小さいながら不可欠な要素です。これから、このような中日交流の活動がもっと多くになることが必要だと思います。そして、「東京大学1週間体験プログラム」このようなプログラムがこれから毎年続けて欲しいです。


(南大学生 4年生/チーム1)

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