中国の学生との共同フィールドワークを体験したい

学生による意見・感想 東大×南大共同フィールドワークin東京【11月】2012年度

受講した講義に関する考え(南大M1)

今度東京大学で受講した授業は全部面白かったです。非常に印象深かったのは「駒場で食を考える」という渡辺先生の授業と刈間先生の「映画論」の授業です。

渡辺先生の授業で、西洋的な授業の仕方だと私は思っている日本のゼミをはじめて参加することができました。中国の大学にはありませんが、ぜひ体験したいと思いました。みんな四人か五人で一つのグループを作って、食に関連したあるテーマについて討論するようなやり方でした。先生はただそばに立って聞いたり、一言を加えたりしました。主役は学生です。本当に一人一人の主体性を重視しています。また、学生も自分が本当に好きなのでやっているみたいに積極的でした。私たちも、渡辺先生のおかげで、そのグループに参加したことができました。二つのグループの学生さんと交流しました。第一のグループは、チーズについてでした。中国人は今、チーズをどうやって使っているのと聞かれました。チーズはもともと遊牧民族によって作り出したそうです。例えば、中国のモンコル民族は、遥かに昔から、寒い冬を過ごすために、馬や牛の乳を発酵させて作った食料です。寒い冬に、チーズをそのまま食べたり、お茶と混ぜて食べたりだと思われています。今の時代では、中国人の使っているチーズはやはり、日本人と同じく、主に洋食として、フランス料理やドイツ料理に使われているそうです。また、第二のグループでは中国大学生の一日の食生活を聞かれました。私は、自分で撮った日常生活の食の写真を彼らに見せました。食堂の食は豊富に見えて日本よりずっと安いと言われました。また、日本の大学生でも中国の大学生でも朝ごはんをちゃんと食べていない人は多いように見えます。それは、私たち改善しなければならないところだと思っています。中国人、日本人また、西洋人みんなは同じものに対する態度と使い方の不変と変化が見られるのではないでしょうか。

ある映画からインスピレーションを得て
それを超える創造へ映像の再創造が
新たな世界を生み出す

刈間先生の「映画論」という授業で、陳凯歌という中国の有名な監督とその作品「黄土地」を紹介してくれました。とても有名な作品ですが、古い映画なので、私ははじめて聞きました。よく勉強になりました。また、80年代の中国人軍人の物語「大閲兵」は日本の軍人を題材とした映画と比較しました。内容的にはいくつか同じところがありますが、文化的な意味が違うところもあります。つまり、ある映画からインスピレーシュンを得て、それを超える創造へ映像の再創造が新たな世界を生み出せます。これも一つの変化に見えるのではないでしょうか。

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