I Want to Learn How to Think Beyond Academic Disciplines

Vol.4 2025.10.29

comments(最新2件 / 8)

taisei2025    reply

報道番組でよく、「日中関係に詳しい〇〇大学の〇〇教授」といった紹介で専門家の方が解説者として呼ばれる場面を拝見します。そのような専門家の方がどのように研究をされているのかを知らなかったので、資料収集の苦労や他の誰も持っていない資料を手にすることへの責任感など裏話を知れて非常におもしろかったです。
また、移民を送り込むことが新しい形態の戦争と捉えられてきたことを知り、人の流れから世界情勢を理解することの大切さを学びました。

ryo0312    reply

アメリカとキューバの関係では、政治的対立が今も人々の分断を生んでいることを知りました。解決には、相互理解を深める教育交流や文化イベントなどで政治を超えた人と人とのつながりを育てることが必要なのではないかと感じました。また、キューバの極秘資料についてのお話がとても興味深かったです。

kurokawa0706    reply

米国とキューバの間では国防をめぐりキューバ危機などの形で対立が繰り返されていたのは知っていたが、人の流れという面で両国の関係を考え直す新しい視点を知ることができ、自分の見識が深まったと思う。特に、現代のわれわれにとっては簡単に予測できそうな原因と帰結の因果関係も、当時の人々にとっては全く予知せぬ結果となった点も、非常に興味深く、歴史を学ぶ面白さを改めて実感することができた。

choyang1224    reply

理系の自分にとっては世界史はほとんど触れてこなかったので、世界史、さらに狭いキューバにスポットを当てた歴史は非常に面白かった。地理的条件が政治に密接に関わっているというのは東アジア情勢に馴染み深い我々日本人にとっては注視すべきものだとも再確認した。政治の議題に上がるのはしばしば経済であるが、移民の流れが混乱を引き起こし、政治につながることから人の流れの重要性も十分理解することができた。

olk2006    reply

キューバからの移民がアメリカにとって自由の戦士から最も望まない移民へと変化したことは、国民の定義はあくまで国家が決めるものであり、1980年代からの移民政治の台頭も含めて、国家にとっての移民の受け入れ態勢は極めて“政治的”なものだと感じた。日本でも移民をめぐって様々な言説が飛び交っているが、その多くが受け入れ国としての日本と移民の問題の議論に終始しており、送り出し国の事情を考えているものは少ないため、受け入れ国と送り出し国の両方を複眼的にみるという意見は非常に示唆的である。

yakitori2005    reply

アメリカとキューバの歴史から、移民は受け入れる側ではなく、移民が来る国の状況も十分考慮して考えなければいけないと思った。移民問題が政治化された現在の日本でも必要な議論だと感じた。

yuki1229    reply

革命や、その後の関係を「人の流れ」という切り口で捉えた見方は非常に興味深く、現代において「国際関係」というタームの含む意味が思っていた以上に複雑なものであると感じた。

doradora1115    reply

今までキューバという国の歴史に興味をもったことはありませんでしたが、先生がおっしゃっていた通り、とても興味深いものでした。人の流れに着目して国際関係史をみるというのは非常に面白いアプローチで、今までそうした視点の研究が希少だったというのが意外でした。先生が研究の中で感じる楽しさもよく伝わってきて、研究が楽しみになりました。

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