ディシプリン(学問領域)に
とらわれない思考を身につけたい

第7回 03月20日 猿渡 敏郎 

まとわず魅せる魚の装い

魚類は多様性に富み、脊椎動物の半数を占めます。渓流から深海まで出現し、生態も様々です。さらに、魚は人類にとって貴重な動物性蛋白源です。そんな魚が、弱肉強食の自然界で生き抜き次世代を残すために、どのような工夫をしているのでしょうか?!何もまとわない魚が、命と一生をかけて何をどのように「装い」生きているのか?魚と人とのかかわりを、研究する意義も含めて紹介します。

講師紹介
猿渡 敏郎 
東京大学大気海洋研究所 助教。研究のキーワードは、「喰える雑魚の研究」。魚は水産資源という視点から、食べておいしい深海魚の「メヒカリ(標準和名 アオメエソ)」、海のロマンを掻き立てる「シーラカンス」、深海魚のスーパースター、「チョウチンアンコウ」など、魚を案内役に人を海へと誘う研究を色々としています。

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