ディシプリン(学問領域)に
とらわれない思考を身につけたい
第6回 11月12日 高木強治
流れをデザインすること ― 農業インフラとしての水利システム ―
農業は大量の水を消費することで、
- 講師紹介
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- 高木強治
- 東京大学大学院農学生命科学研究科教授。博士(農学)。1960年福岡県福岡市生まれ。九州大学農学部農業工学科卒業後、農林水産省農業土木試験場、同北陸農業試験場、農研機構農村工学研究部門などを経て現職。農業水利施設の水理設計および管理制御技術の開発に関する研究に従事。
コメント(最新2件 / 5)
- 2025年11月12日 21:36 reply
農業水利施設での事故増加は深刻であり、その背景には老朽化だけでなく安全に関する法律や基準の甘さがあるということを知りました。これからは、国として明確な安全基準や定期検査制度を設け技術支援を強化することで、現場の負担を軽減しつつ事故を防ぐ仕組みが必要だと思いました。
- 2025年11月13日 10:26 reply
自分は農業が盛んな東北地方の出身だが、農業と水資源の関係とその仕組みについてまではそこまで明るくなかった。だが、この講義を聞いてより地元の農業や食料生産システムについて、より身近に感じられるようになったように思え、非常に興味深い内容だった。
- 2025年11月18日 13:50 reply
水利システムのような巨大なインフラ設備は国が一括して管理していると思っていたので、農業従事者によって構成される土地改良区がほとんどの施設を管理していることに驚いた。また、講義で紹介された管理制御システムについて、同一の水源を使う田畑を一括してシステムに含めることが重要かと思うが、山間部や急斜面などの農業に不向きな土地では距離等の問題によって複数の農場を統合的に扱うことが困難なように思え、具体的にどのようなシステムが活用されているのか気になった。
- 2025年11月18日 20:34 reply
今まで何気なく見ていた水田群の中に、こんなに系統だった水利システムが隠れていることに驚いた。米をはじめとする農作物を安定的に供給するには確かにこういうシステムは必要で、維持管理していかなければならないと思った。特に興味深かったのは水利システムの管理主体の話で、国や自治体から土地改良区へ権限移譲が行われているというのが面白かった。維持管理には様々な課題もあるそうだが、今後のさらなる整備に期待したい。
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灌漑というシステムは知っていましたが、用水路以外の設備、施設は初めて聞くものばかりで勉強になりました。「水田に水を通す」という目的自体は単純ですが、天候・水害・地理的条件を考慮しながら水の流れを考えると、それがいかに難しいことかがわかります。特に日本のように水田の規模が小さく、山がちな地形では尚更だと思います。
頭首工やパイプラインのように大規模な施設があることを知れたので、これから耕作地域を訪れる時は意識してみようと思います。