ディシプリン(学問領域)に
とらわれない思考を身につけたい

第13回 01月14日 四本裕子

流れる時間を脳はどう処理するのか?

時間」は、マイクロ秒から年まで、連続的で幅広いスケールを持っている。ヒトは意識的・無意識的にその時間を知覚しているが、時間の情報処理に特化した脳の部位は存在しないと言われている。脳にとって時間とは何なのか、我々は時間をどう感じているのかについて、具体的な研究例とともに概説する。

講師紹介

四本裕子
東京大学大学院総合文化研究科生命環境科学系・教授。 東京大学卒業後,米国ブランダイス大学大学院でPh.D.を取得。ボストン大学およびハーバード大学医学部リサーチフェロー,慶應義塾大学特任准教授, 東京大学准教授を経て現職。専門は認知神経科学,知覚心理学。視覚、聴覚、触覚などの脳内情報処理の機序、日常生活での知覚経験の個人差を研究対象としている。

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