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【募集要項】上級中国語北京研修〜深思北京2023

北京は中国の首都であり、政治の中心である。そして、現代アートに代表される新しい文化発信の中心であり、京劇に代表される伝統文化の中心でもある。北京はじつにさまざまな顔を持つ重層的な場所である。

2014年から中国語学習の上級編として開講する国際研修「深思北京」は、現地での講義や学生交流、政府機関や中国企業の見学、あるいは関係者との懇談を通じて、中国語の応用力を磨くとともに、中国を重層的に観察するための視点を提供してきた。学術機関にとどまらない、多様な交流機関の担当者と密度の高いコミュニケーションを取れるのが本研修の特徴と言えよう。

国際移動がほとんど停滞していた3年間においては、日本と中国、対面とオンラインをかけ合わせたハイブリッド形式で様々に試行錯誤を行った。識者を招いた一般公開講座と学生共同ワークショップをオンラインで連結させたこともあったし、社会人へのインタビュー取材や動画編集を日中の学生がオンラインで連携しつつ共同で行ったこともあった。 

ちょうど10年目に当たる今年は、久しぶりに現地へ渡航しての研修となる。そして、これまでの取り組みをさらに一歩前に進め、日中学生路上観察会と週末ホームステイを新たに導入する。参加者は、現在の中国社会の在り方や各世代の中国人のものの見方を、より肌感覚で理解することができるだろう。「中国語の学習」にとどまらず「中国語による学習」のレベルへとぜひ進んでいっていただきたい。

ポストコロナの北京ないし中国を、スクリーン越しに眺めるのではなく、自分の目と耳で確かめたくなりませんか。

■ 研修日程

2023年11月22日(水)~11月28日(火)

■ 担当教員

李 彦銘(大学総合教育研究センター
朱 芸綺(教養教育高度化機構

■ 参加・単位取得要件等

  • 参加の可否は選考課題および個別面談によって総合的に判断する。
  • 単位取得希望者は事前に履修登録だけ済ませておくこと。
  • 出発前の事前説明会への参加及び帰国後の研修報告の提出は必須。

■ 募集対象・募集人数

学部生10名以内(大学院修士課程生も応募可)。東大で中国語の授業(既習クラスを含む)を履修した経験があり、かつ中上級レベルの中国語スキルがあること。

■ 応募期間・応募方法

選考課題:

  1. 今最も関心のある中国関連の話題について、調べたこと、自分の考え方、さらに知りたいことなど(日本語1200字程度)
  2. (北京について、資料調査/想像して)中国の大学生との1日路上観察会で確認したいテーマ・ポイント(文量・体裁自由)

締切:2023年10月13日(金)24時(締切厳守)

提出方法:メール添付(タイトルを【深思北京2023選考課題/氏名】として下さい)

送付先:admin@lap.c.u-tokyo.ac.jp( @は半角に置き換えて下さい)

応募メール記入事項
a. 氏名
b. 性別(※本情報は宿泊やホームステイ手配等に利用する)
c. 所属・学年
d. 学生証番号
e. 中国語運用能力(学習歴、滞在歴、関連資格の有無など)
f. パスポートの有無
g. 10月16日(月)と10月17日(火)の個別面談可能時間帯(※原則対面、オンライン対応可能)
*個別面接の時間は10月15日(日)までに応募者メールアドレス宛に連絡する。

■ スケジュール

10月13日(金)

応募書類提出締切

10月16日(月)/10月17日(火)

個別面談(応募者に面談会場と時間をメールにて通知)

10月18日(水)

選抜結果通知(合格者にはメールにて通知)

11月14日(火)[予定]

渡航前説明会

11月22日(水)-11月28日(火)

「深思北京2023」実施【日程調整中】社会見学、路上観察会、ミニホームステイ

12月10日(日)[予定]

研修報告書提出締切

■ 注意事項

  • 研修参加中は本学が派遣する学生であることを自覚し、東大生としての品位と矜持を持って行動するとともに、研修に精励すること。
  • 渡航にかかる航空券、宿泊費及び研修費は、奨学金<(株)ゼンショーホールディングス提供>が用意されるが、万が一奨学金が予定の全額を使えない場合、あるいは経費が想定外に高騰した場合等は、参加者に一部負担していただくことがある。また、その他の経費(海外旅行保険料、ビザ申請費用、生活上の諸雑費)は参加者の自己負担となる。
  • 所定の期限以降に参加を辞退する場合は、辞退理由を問わず、航空券、宿泊費及び研修費など諸費用のキャンセル料を支払うこと。その際に発生する海外送金手数料等も学生負担となる。また、課題、報告が提出されない場合は、奨学金を返還していただく。※やむをえず参加を辞退する場合は、①ただちに本研修の開講部門リベラルアーツ・プログラムに申し出ること。(事務局admin@lap.c.u-tokyo.ac.jp ) ②事務局に連絡の後、書面による辞退届を提出すること。辞退日は書面による辞退届を受理した日となる。申し出が遅れた場合、補欠者の繰上げ合格や現地の調整ができなくなるなど、研修の運営や関係各所に多大な迷惑がかかる。また、辞退日によってはキャンセル料がかかる点に注意すること。
  • 2023年10月4日現在、中国に入国する際にビザが必要。合格発表後速やかにビザ申請手続を行うこと。

■ 問い合わせ先

ホームページの問い合わせ欄から、もしくは下記のLAPメールアドレスまで。

LAP事務局 admin@lap.c.u-tokyo.ac.jp

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