事前演讲
Date: 2014/10/30
松田 恭幸
自然界における右と左の話

鏡に向かって立つと左右が逆に写りますが、上下はそのままです。どうしてでしょう?」というパズルを聞いたことがありますか?私が中学生のときに読んだ「ゆかいな数学者たち」(矢野健太郎:新潮文庫)という本の中にあったパズルです。みなさんと一緒にこの問題を考えた後で、自然界における右と左の対称性(パリティ対称性)についてさらに考察してみましょう。
[讲师介绍]

松田 恭幸
東京大学総合文化研究科広域科学専攻准教授。
京都大学理学部卒業、京都大学大学院理学研究科 物理学第二専攻博士課程修了。博士(理学)。理化学研究所研究員を経て2008年4月より現職。自然界の法則を探求するにあたって、原子や分子、あるいは 原子核という「実験室」は、その特有の対称性や選択則によってユニークな研究環境を与える。通常存在しないさまざまな粒子が作るエキゾチックな原子・分 子、原子核を加速器からのビームを用いることで生成し、その性質や反応を調べることで新しい知見を得ようと研究を進めている。
评价内容