I Want to Learn How to Think Beyond Academic Disciplines

Vol.7 2018.11.07

comments(最新2件 / 34)

kyomasu0616    reply

食には、栄養を補うだけではなく、嗜好を満たし人間にとっての幸福度をあげ、更に生体防御のため、免疫を高める役割がある。江戸時代には白米食によるビタミンB1不足によって脚気が流行し、その後鈴木梅太郎の研究によってようやくビタミンが世界で初めて発見され、脚気予防に役だった。このように基礎研究が実生活に役立つことによって多くの命が救われることが素晴らしいと思った。
出生数が減少している超高齢化社会において、医療費増大を防ぐための認知症対策が食の観点から進められるというのは素晴らしいと思った。
また、今日の話は私にとって非常に身近なのでとても楽しかった。

watson920    reply

今回は日本人の食と健康(病気)に関してだったが、祖母がアルツハイマーだったことが小さい頃の私には衝撃的で記憶に残っていることもあり、病気として主に扱われた認知症(アルツハイマー)の話題は非常に親近感を感じた。このアルツハイマーの原因がわからないということや、また健康寿命と寿命の間隔10年が縮まらないといったことが紹介されたこともあり、「医食同源」という概念はとても大切にされるべき考えなのだろうと感じました。薬や医学が発達し様々なサプリメントが氾濫する現代で、食材や食生活文化に着目して人間の体を「未病」の状態にならないように予防しようとする試みは尊重されるべきだと感じた。また、講義の本筋とは関係ないが寝たきりになる原因が脳卒中や認知症であることは全く知らなかったので驚いた。骨や筋肉が老化に伴ってボロボロになり歩けなくなるのが主な原因だと思ってたので…。

tomoko0422    reply

今回の講義では、アルツハイマー予防と食の関係の話が面白かったです。アルツハイマーは私や周りの家族もなるかもしれない病気で、その上完全に治すことができない病気なので、それが食を通してどう予防できるのかということは前々から興味がありました。私は、ポリフェノールがアルツハイマーにいいということも知らず、ワインを週に1回飲むと0.3罹患率が下がるという話には驚きました。高校の保健体育でも、酒は百害あって一利なしという話を散々されたので、酒が健康にいいという話は意外でした。また、地中海ダイエットについても初めて聞いたので興味深かったです。

nas123    reply

アルツハイマー病の予防や遅延について今までなんとなくは聞いたことがあったが、それに効果があるのか否かや、どのようなものなのかなどについてはほとんど知らなかった。今回の授業を通じて、それが困難なものではないということと同時に、難しい要素も多いということを知った。また、アルツハイマー病と健康な状態の間である未病期間では、食による予防効果が大きいという期待があるということだった。その段階から薬を使った治療を行うことで自分は病気になるのだという意識が生じやすくなることが考えられる一方で、身近な食事という部分から整えていくことで、そういった意識も薄まり、精神的な面でも健康にいられるので薬よりも食が重要になるのではないかと思った。

iwa1023    reply

今回の授業では、まず、機能性食品が食品研究の変遷を経て生まれたものであり、かつ日本で提唱されたものだと知って驚いた。食の生理面での機能に着目するのはもっと昔からあるものだと個人的に思っていたが、比較的最近できた発想だったとは知らなかった。

また、研究のことについての話をうかがったが、食品の研究の難しさを感じた。一方で、食事による効果を見るために、タンパク質ではなくその大元、設計図となっているDNAに着目するといった点は、食とDNAという一見つながりのないもの同士に関係性を見ることができて興味深かった。

2754@riben    reply

機能性食品に関する問題で、現在の超高齢化社会のなかでとても興味深いトピックだでした。
機能食品の普及に関しては、特にその性質から、効果だけを追求するのではなく適切なマーケティングを行っていく必要を感じました。

m0e0g    reply

認知症は医者の領分なんだと思ったが、毎日摂取する食品によって未然に防ぐことができたら病院に行くまでもないので、ぜひ実現して欲しいが、機能性の治験には病気の人を使ってはいけないことや効果の解析方法など障害が多く実現に至っていないのがもったいないと思いました。
生活習慣病も認知症の要因らしいなので、それも食生活によるものが大きく、ますます食生活の面からのアプローチが有効だと思いました。

tomii1227    reply

機能性食品・特定保健用食品に関して新たな知識を得る機会となった。日本は現在、少子高齢化が進むと同時に医療の発達に伴い、平均寿命も延びている。一方、健康寿命は伸びず、認知症によって寝たきりになるケースが多々ある。食品によるアルツハイマー病遅延効果を目指した、機能性食品の開発は非常に興味深かった。ただ、機能性食品が直面する信頼性や有効性などの社会的・科学的な問題は大きなものであり、研究もそれらを回避しながら行わなければならないため困難に思えた。今後、非常に有効な機能性食品を開発できるような環境が日本に整っていけたらと願う。

ilovefood2    reply

日本における平均寿命と健康寿命の差についてはしばしば問題視されることだと思いますし、自分の祖父母などを見ていると、健康なまま長生きすることは難しいと感じます。健康寿命を延ばすための手段として、運動がよく挙げられるものではありますが、忙しい現代人にとって運動を継続的に続けるということはハードルが高いように思われます。そのため、食の機能により認知症などの高齢化に伴う病を防止し、健康寿命を延ばすという考え方は、毎日確実に行う身近な行動からアプローチできるという点で優れているように感じました。

hoku125    reply

 今回の講義で、食品研究には主に栄養面、人間の嗜好、そして生理面(生体防御)という三つのアプローチの仕方があるということを知った。栄養面に関しては鈴木梅太郎のビタミンの発見についてお話ししてくださったが、現代ではほとんど耳にしない脚気という病気が、玄米ではなく精白した白米を食べていた、当時の江戸の人々の間でのみ起こっていたというお話は非常に興味深かった。玄米は健康志向が高まりを見せている今でこそもてはやされるが、当時の人々にとっては精白した白米の方がよほど美味しく、贅沢なものだという認識だったのだろう。現代の日本では食物が豊富にあり、正しい食生活を送っていればビタミン不足に陥ることはまずないが、その一方でなんでも手に入るようになったために自分が好きなものばかりを摂取し、偏食に陥ってしまう人もいる。江戸時代のように、米の他に食べるものがないという時代ではなくなったことに感謝しつつ、バランスの良い食事を心がけたい。
 また、食品の生理面(生体防御)についての研究の例として低アレルゲン化を取り上げていらっしゃったが、米などのタンパク質がアレルゲンとなってしまうというのは特に日本人にとっては不幸な話だと思う。アレルギー反応を示す人が増えたのは、日本が非常に衛生面で高い水準を誇る国になり、免疫系が暇になったためではないかという説もあるが真偽はどうなのであろうか。それはさておき、日本初の特定保健用食品となったファインライスの生みの親、渡辺道子先生の「世のため、人のためになる研究を」というメッセージには私も心を動かされた。時間とお金を使って研究するからには、何らかの形で社会に還元していきたいものだ。
 小林先生は現在、認知症の予防について研究なさっているとお聞きした。認知症の一種、アルツハイマー病の治療に関しては、高血圧や糖尿病、肥満、高脂血症などの生活習慣病を直すことで自然と改善に向かうのではないかという仮説があるそうだ。また、アルツハイマー病は症状が現れる約20年前からすでに、脳内でアミロイドの沈着やタウのリン酸化が起こっているということだが、先生がおっしゃっていたように未病の段階から健康な状態に戻すことの大切さを感じた。中国には薬食同源、日本には医食同源という考え方があるが、日々食べるものが我々の体を作っているからこそ、食べるものから病気を防ぐという考え方は非常に有効なのではないかと思う。実際の研究についてのお話の中では、まずコンピュータ上で脳内のアミロイド沈着を抑制する物質をスクリーニングし、それから一つ一つ確かめて絞りこんでいくと教えてくださった。ぜひ、今回発見なさった因子がアルツハイマー病の解決につながると良いと思う。
 アルツハイマー型を防ぐには食事の質を上げることが重要だと小林先生はおっしゃっていたが、私は、食事の質には栄養や機能性という要素だけでなく、誰と、どのような会話をしながら食べるのかという所が非常に大きく関わっているのではないかと考える。そのことを念頭に入れつつ、「未病」の状態で病気を防ぐために、日々バランスの取れた食事を心がけていきたい。

Keisuke1014    reply

少子高齢化というなかなか解決策が見えない問題に関して食という身近なものを使って対処しようという考え方が面白い発想であると思った。高齢者が寝たきりになる原因は脳卒中が一番多く、これは生活習慣病であるから食によって改善できるものだし、認知症も食によって防止することができるならば大きいことだと思う。私は石川県の出身なのだが、恥ずかしながら七尾市で認知症予防の大規模調査が行われていることを知らなかった。能登地方では過疎化が重大な問題となっているので研究がうまくいくと地元のためになるので頑張って欲しいと思った。健康寿命を延ばしたいというのは誰しもが望むことだと思う。認知症への特効薬がない今、様々行われている認知症治療の研究に期待するのも良いが、バランスの良い食事を心がけることで少しでも長く健康でいられるようにすることが大事なのではないかと感じた。

s100horn    reply

食と健康の関係は私の興味のある分野だったので、講義はとても楽しかったです。アルツハイマー病は高齢化する日本において珍しくない病気となっていますが、薬などは開発されていません。その進行を食べ物によって遅らせることができるというのは、患者さんの負担も少なくてとても良いことであると思います。また、病気とは診断されないが少しづつ変化が進んでいる状態である未病までの段階で病気を予防しようという考え方は、実際には大変なことであると思いますが、素晴らしい考え方だと思いました。私は、他の病気についても、薬を服用するよりも精神的負担が少ない食生活の改善という方法で抑制したり治療したりできればいいのにとよく思っているので、そのような研究がもっと進んでいって欲しいです。

becky828    reply

現在、機能食品や健康食品が溢れており、一見健康的な食事がしやすくなっていると思われている一方で、それらにも欠陥があったり、個人差によって表示されているような効果が見られなかったり、逆に副作用が起きたりと問題も多いことを知りました。しかし、高齢者の割合が増加している日本でサプリなどの健康機能食品の活用がとても期待できるとも思います。農学部といってもとても医学部よりの研究で私たちの普段の生活と密接なかかわりのある分野なので興味がわきました。ダイエット食品やゼロカロリー食品には気をつけたいです。

ren9muni    reply

機能性食品が日本発と聞いて驚きました。僕自身、毎日のようにそういった商品の恩恵を与っており特に大学生になってからはなくてはならないものになっています。健康寿命は日々の食から。アルツハイマー病の具体的な検証を通じて、この意識を持つようになれた授業でした。

lily14    reply

食事は毎日繰り返される行為で、意識していないと「お腹を満たすもの」、とか「食べれば元気が出る」、などというざっくりとした認識になってしまうが、それだけでなく、食の「機能」という面を見るのも非常に面白いと思った。
「未病」という言葉は原宿にあるBROOK’S ME-BYO caféというところにたまたま入ったことがあるので知ってはいたが、それが「病気とは診断されないが少しずつ変化が生じている状態」のことである、というのはよく知らなかったので勉強になった。
「未病」にならないようにする、また「未病」から健康な状態に戻すことが病気の予防に効果的であり、そこに食品の機能性が役立つという話も興味深かった。
「医食同源」という考えも共感できるものだと思った。
平均寿命が延び、医療費が増大している現代、病気になってから薬に頼るというよりも、楽しんでとることのできる食事によって病気を未然に防ぐという考え方がもっと広まると良いと思ったし、そういった機能性食品が手頃な価格で広まっていくと良いと思った。そして機能性食品開発に関わる研究にもこれからもっと注目していきたい。

lily722    reply

食事は毎日繰り返される行為で、意識していないと「お腹を満たすもの」、とか「食べれば元気が出る」、などというざっくりとした認識になってしまうが、それだけでなく、食の「機能」という面を見るのも非常に面白いと思った。
「未病」という言葉は原宿にあるBROOK’S ME-BYO caféというところにたまたま入ったことがあるので知ってはいたが、それが「病気とは診断されないが少しずつ変化が生じている状態」のことである、というのはよく知らなかったので勉強になった。
「未病」にならないようにする、また「未病」から健康な状態に戻すことが病気の予防に効果的であり、そこに食品の機能性が役立つという話も興味深かった。
「医食同源」という考えも共感できるものだと思った。
平均寿命が延び、医療費が増大している現代、病気になってから薬に頼るというよりも、楽しんでとることのできる食事によって病気を未然に防ぐという考え方がもっと広まると良いと思ったし、そういった機能性食品が手頃な価格で広まっていくと良いと思った。そして機能性食品開発に関わる研究にもこれからもっと注目していきたい。

daiki7141    reply

今回の講義で、食が健康的な生活にとっていかに重要であるか、当然のことではあるが再認識することができた。私自身としても、受験勉強のせいか慢性的な運動不足に陥っていたようで、新入生検診で再検診になってしまうほど食事も含め、不健康な生活を送ってしまっていたようです。食事の改善という自らのコントロールが効く範囲の努力で健康を維持でき、また認知症も軽減できるということに非常に希望を感じました。これからは健康寿命を意識して日々を過ごしていこうと思います。

ayane0212    reply

超高齢化社会になった日本において,ただ長生きするだけでなく,どれだけ健康に長生きできるかというのが大きな課題の1つである。その潮流か,最近はより健康を意識した食品やサプリメントの類が目につくようになったのは感じていた。(特に,TVCMなどで「脂肪を燃焼する」ドリンクの宣伝などを頻繁に見る)そういった生活習慣病予防,そして近年問題となっているアルツハイマー病を意識した「機能性食品」の研究過程についての講義は,とても身近に感じられ面白かった。アルツハイマー病に対する特効薬のようなものはまだ存在していないという事実は知っていたので,そんな病に対して,食品研究に何ができるのだろうかと疑念を抱いたが,アルツハイマー病発症を遅延させるポリフェノールの研究,薬と違った食品の機能性研究の難しさを理解するうちに,自分が思っていた以上の精緻な研究がなされていることを感じた。機能性食品には慎重な研究や使用が求められるが,将来に期待できる分野だと感じた。

bnk258gi    reply

個人的にいくら平均寿命が伸びたところで健康寿命が伸びなければ幸福度はあまり高まらないだろうと思っているので、健康寿命の延長というのは非常に興味深い話だった。しかも食というのは人間の生活から切っても切り離せないので、食事によって健康寿命が延長できるというのは非常に意義のあることだと思う。機能性食品の存在自体は知っていたが、あまりその詳細について知る機会はなかったので今回の講義で聞くことができてよかった。

Saki0204    reply

超高齢社会となり、医療費や社会保険費の負担が問題視されている今、食の機能性に着目するというのはとてもよい発想だと思った。完全に病気になってしまうと薬に頼らなければならないが、未病の状態なら食生活の見直しで改善の余地があると思う。アルツハイマーの研究では、今4人に1人がかかると言われているほど重要な病気であるにもかかわらず、効果の高い薬が見つかっていないことに驚いた。ポリフェノールの摂取が効果的であるのなら、実践してみてもよいと感じた。機能性食品に頼りすぎるのもよくないが、可能性があるものを試すのも悪くないと思った。

411haruki    reply

本講義では、原因不明と言われて久しいアルツハイマー病を、「食」という観点からいかにアプローチしていくかという話が展開された。少子高齢化の進行に伴い、今後アルツハイマー患者は増加の一途を辿るとされている。社会保障費の支出拡大を防ぐべく、現在食品を通した同病気の遅延効果に関する研究がなされている。ポリフェノールやロスマリン酸といった成分が、アルツハイマーの遅延効果をもたらす可能性があることは非常に画期的な発見だと思った。一方でそうした先端的研究に基づいて開発された治療薬であっても服用者から十分な満足が得られておらず、機能性表示の点でも消費者に誤解を与えかねないといった様々な問題が生じているという現状があることを知り、人間が身を粉にして研究を重ねても「万能薬」はおろか、難病とはいえ1つの病気に対する特効薬の開発すらままならないことに、医学という学問の奥深さを垣間見た気がする。

toriimo0817    reply

寿命が延びている、というのは実に「先進国的」かつ耳触りが良いものです。けれども、その影には「健康寿命」とのギャップに関する問題があることに改めて気づかされました。晩年を十数年間単位でベッドの上で過ごすことになるなら、長生きとはいえ他の元気な第三者の力を借りずには生きられないということです。その間、その第三者には多かれ少なかれ仕事を休むなり軽くしてもらうなりする必要があり、確実な負担となります。また、そもそも長らく生き繋いだとしてもその人自身の人生全体における「質」の低い部分が増えるだけで、必ずしも闇雲に長生きすることが良いとは言えません。これはいくつかの古文の作品にも見られる考え方ですが、全くその通りだと思います。
それを科学の進歩を利用して薬やその他医療技術で防止・改善することは幾らかは可能でしょうが、特に「認知症」に対しては原因が分からない以上、限界があるのでしょう。そこで先生は食事による予防を提案されているわけですが、私はこれに大いに賛成です。以前何かのCMで「あなたは、あなたの食べたものでできている」と言ったようなキャッチコピーを耳にしました。大変印象的なキャッチコピーで、的を射ているとおもいます。
全てを食事が解決できるわけはありませんが、日々の心がけが大きな力を発揮するのではと思いました。

yutoun28    reply

全体を通じて、「医食同源」を実感することができる講義でした。これから医学がさらに発達し平均寿命が100才程度にまで伸びると言われている中、機能性食品を含めた様々な、日常から健康を意識してできることとその本質を理解することができました。

naga2018    reply

食と健康との関係、つまりバランスのとれた食事をしっかり取ることが体の健康のために、医療と同様に重要だという医食同源の考えを持つことが大切だと思った。また、ポリフェノールがアルツハイマー病の予防に繋がる可能性があるというのは非常に驚きであった。そして、機能性食品に関しては、販売者側は商品表示の方法に慎重になることと、消費者側は商品の謳い文句を鵜呑みにせずに自身でしっかり知識を身につけ考えて利用することが必要だと思った。

Gooner0919    reply

ワインなど身近な食べ物が認知症などの高齢者がかかりやすい病の予防に繋がる可能性があることをお聞きし、普段の食生活の細かな変化で病気の予防も可能であることを知ることができ、とても興味深かったです。

taku98    reply

食品研究の沿革から始まったのでわかりやすく、医食同源という思想が背景にあることもわかった。。
自分は機能性食品は効果がないと思っていたが、それは間違いだと分かった。
科学的なことに関する説明もわかりやすかったが、トランスクリプトーム解析が出てきたあたりから分からなくなった。

akanexwx    reply

アルツハイマー型認知症の症状が実は20年前から少しづつ出ているというのは驚きでした。ワインを毎日一杯づつ飲むと予防になるとのことでしたが、毎日飲むのは肝臓に悪いのではないかと疑問に思いました。機能性食品においてメディアが果たす役割が諸刃の剣になるのはごもっともですが、報道の仕方で企業の信用がガタ落ちしてしまってその食品が全く売れなくなるのはもったいない気がしました。

yariika26    reply

将来自分が進みたいと思っている分野である農学、食品系のお話が聞けてよかった。ただただ研究を行うのではなく、社会全体の利益になるようなはっきりとした目的を持つ研究態度に心動かされた。自分に足りていないものだった。単に食品研究と言っても、分子レベルでの物質研究と、問題解決のプロセスを視点を切り替えつつ進めていく大変なものである印象を受けた。物質のことがかなりわかってきた今でもそのような基礎研究は怠ってはならない。世界全体の平均寿命が伸びていく中、生きれるだけ生かすというコンセプトのもと、アルツハイマー病という治せない非常に難しい病に対して、予防や遅延という方面から策をねるのはなるほどと思った。化学物質や遺伝子の解析にも興味が湧いた。

松本剛    reply

この講義で最初に驚いたのが健康寿命と実際の寿命の差です。この差が10年もあれば、本人だけでなく介護をする家族が疲れ切ってしまうことは簡単に想像できます。この問題は個人にとどまらず社会に影響するものであり即解決が望ましいものだと僕にも実感されました。そしてこれに関する研究を紹介していただき内容は分からずとも頼もしく感じました。

fuya0469    reply

今回の講義を通じて高齢化が進行する現在の社会において、健康寿命の延長を目指す食の関わり方の重要性を感じました。また生活習慣病が問題視されるなか、将来を見据え自分の食生活に関しても再度向き合わねばならないと痛感しました。

kensugawar@food2018    reply

現在少子高齢化が進む日本においてもっとも深刻な病気の一つであるアルツハイマー病に対し薬剤投与による治療を目指すのでなく、食品または一般的な食品に含まれる物質を摂取して予防しようという考え方についての講義だったが、アルツハイマー病に限らず、食品の機能性を利用して健康を維持しようという考え方は近年確かに広まっているように思われる。食品の方が薬に比べ摂取することへの抵抗感が少ないからだろうか、もしくは食事が日々の生活の大きな柱の一つでもあることからか、は不明だが、「体に良い食べ物」というのが食事において注目されるようになってきているのはその証左である。ただ、小林教員のおっしゃっていた通り、食品は非常に多様な成分を含んだ有機物であるため、機能成分を同定することが非常に困難である。しかしこの研究が進み食品の機能性が明確になれば、人々はその食品を食べることでより手軽に健康管理ができるようになるであろうし、またその有効成分が新たな新薬の開発の役にも立つであろう。有効な成分を探知し、評価する技術が求められていると感じた。

rika0817    reply

農学部、好きですよ。
科学と技術の限りなく中間的な位置に農学部は在ると感じました。そこに人のためにという視点があるということの重要性も強く感じます。確かに低アレルゲン米は食事を栄養的にも社会的にも捉えた上で有用で、人に優しい。一方で、健康のための食事というものの商業化が、ハイパー健康という姿を売ってはいないかと思わないでもない。富裕層ほど健康になって行く産業構造でもあると思う。それは科学の感知するところなのか否か。そう言った線引きが難しいからこそ、とにかくは世のため人のためという意識があることが必要なのだと感じた。
いずれにせよ、大学での研究が実生活に役立つということには、ワクワクする。

rakim1099    reply

病気、疾患を治す主な方法といえば、医者にかかるか薬を服用するのが一般的かつ効果的な手法であろうが、一方で日常の食事でそれらを治すということは非常に魅力的なやり方だと思った。
人々の活動を支える食を研究によってより良いものにできれば、人類全体の幸福につながるだろう。

mmm2018    reply

機能性食品というものが日本発祥だというのは初めて知ったので驚いた。このように食の生理機能面に着目し食から健康にアプローチする考えが比較的新しい考えであることも意外だった。機能性食品などの研究の発展によって、日頃の食事から病気を未然に防ぐなど健康管理が手軽に出来るようになれば嬉しいことだと思った。

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