I Want to Learn How to Think Beyond Academic Disciplines

Vol.9 2018.11.28

comments(最新2件 / 32)

kyomasu0616    reply

ボルネオ島におけるフィールドワークのお話もとても楽しく聞かせていただきました。熱帯雨林の夜は気温が下がるのは意外で、ただ東京の熱帯夜に比べたら、少しは気持ちいいだろうな、とも感じました。(ただヒルはすごい気持ち悪いので行きたいとは思わないですが。。。)
腐生植物の話は、熱帯雨林の生態系の極致であるような気がしていて、とても幅広い生態系の多様性を感じました。私は社会基盤学科に内定しているので、このような生態系を守るために、SDGsなど持続可能な開発をしていかなければと、とても強く感じます。

taku98    reply

腐生植物という語を初めて知った。菌に寄生すると聞いて、高校の生物基礎で習った地衣類を思い浮かべたが、全く違うものだと分かった。多くの植物が菌と共生関係にあるとは知らず、菌は植物に有害なものだと思っていたが、必ずしもそうでないと分かった。普通は植物を枯らしてしまうような菌類が逆に植物から逆襲されるというのは面白い。
一見その他の植物とは似ても似つかない腐生植物だが、腐生化する前は他の植物と同様の構造をしていて、葉の形作りの仕組みが変化して進化していったというのは興味深い。
講義に登場した腐生植物はすべて被子植物だったと思うが、非被子植物の腐生植物の有無が気になった。

Saki0204    reply

私は正直腐生植物という存在さえよく理解していなかったので、今回の講義はとても良い勉強になった。緑の葉を持たない腐生植物は普通に生活している限りではなかなか目にすることのない存在であるから、まだまだ謎の多い分野だと思う。どうして緑の葉を持たなくなったのか、キノコなどの菌に依存するようになったのか、とても興味を持った。植物の多い熱帯雨林ではまだまだ多くの新種があるというのもまた面白い。

tomoko0422    reply

私は今回の講義で初めて「腐生植物」の存在を知りました。菌類でもなく、光合成以外の方法で生きていくことができる植物があるというだけでもとても興味を惹かれたのに、菌糸をどのように捕食しているか、根の断面図を調べると消化中であることがわかるという話を聞くのもとても楽しかったです。また、先生が普段どのように研究なさっているのか(現地ではどのような手続きを踏むのか、どうやって標本を入手・保存するのか、現地ではどのようなものを食べてどんな経験をしたか)という話をとても楽しそうになさるので、その学問分野そのものにも関心を持てました。私は文系で、植物に特別関心があるわけではなかったけれど、進振りの候補に入れたくなるくらいには今回の授業は私にとって有意義なものでした。また、腐生植物がどのような進化を遂げてきたかという仮説の話も面白かったです。進化の中で楽をしたものが生き残るという言葉がとても印象的でした。

yutoun28    reply

まずはじめに、光合成をせずに他の植物から養分を吸い取って生きる腐生植物という種類と、それを「森を食べる」という捉え方から「食」に関連づけたことが非常に面白いと思った。今までの授業は全て、あくまでも人間が主体の「食べる」という行為について様々な角度から見せていただいたが、今回非常に斬新な「食」が登場したことで、果たして食べるとは何を意味する行為なのだろうと考えた。生きるために必要な栄養素を体内に取り込むことも(比喩的にであるにせよ)「食」と呼べるのであれば、この世界には、私が思うよりも多くの種類の食べる行為の形態が存在しているのだろうと思った。
この授業で取り上げていただいたThismiaやツチアケビのような腐生植物にはその奇抜で不思議な見た目に非常に心を惹かれるとともに、鱗片化を代表として独自の形態に進化したその過程も非常に面白く思った。山を歩いていてもなかなか足元には目を向けることが少ないが、至る所で「食」が行われていると思うと少し森のダイナミクスを感じられるのではないかと思った。

yariika26    reply

これまで「食」の講義で考えてきた食べる主体は人間で、自分もそれが当たり前だと思ってしまっていた。しかし今回は森を食べる腐生植物が主体ということで、その視点がまず新鮮だった。ボルネオ島は植物の宝庫で、行けば新種の植物に巡り会える可能性があるということで、夢のあるお話だった。命名について軽く話されていて、その名前が世界中に行き渡ることを考えるとすごい世界だと思った。確かに動物の新種が見つかったとなればニュースになるが、植物の新種発見のニュースはあまり見覚えがない。それだけ植物は数多く存在し、人目につかないものなのか。東南アジアの夏は東京のよりは穏やかだということなので、初の海外渡航として行くことに意欲が湧いた。

lily722    reply

腐生植物には馴染みがなかったので、今回色々なお話を聞くことができてとても興味深かった。
腐生植物は植物なのに光合成をする葉がなく、菌やカビを食べて生きており、そのため腐生植物が「森を食べる植物」であり森林生態系の健全性のバロメーターになる、という話が印象的だった。
世界にはユニークな生き物がたくさんいて、それでいて周りの環境や生物と互いに作用しあっていることが多いのだな、と思った。
そしてそんなユニークな生物を探すために実際に現地に赴く人たちは、たくさんの工夫をしていてそれでもなお自然相手なので困難もあり、大変な思いをして新しい種を見つけているのだな、と思ったし、一生懸命探すにも誰かが先に論文を発表していたらがっかりするであろうこともよく分かった。しかし誰かが先に見つけていようと実際に行くと新たな発見はあるものだということも分かった。
お話にもあったように、主に熱帯雨林地域では未だ発見されていない(おそらく面白い)植物の種がたくさんあるにも関わらず、アブラヤシ植林などといった開発により森林が破壊されているのは、とても残念なことだと思った。環境問題は、植物種の多様性をなくすという方向にも悪影響を与えているのだと知ることができた。植物種の多様性が減る、ということは結局は様々な生物の食の多様性が減る、ということなので解決されなければならない問題だと思った。

2754@riben    reply

腐生植物というなじみのないものの話で、新しい知識が得られました。
また、新種の命名の話など研究者ならではのこまかい話もとても興味深かったです。

yokamoto9858    reply

今回の講義で腐生植物やその生態などについては初めて知ったがその存在が森林のコンディションを知るのに役立つというのが意外に感じた

iwa1023    reply

今回の講義では、教授が腐生植物の研究が好きだという感じがひしひしと伝わってきて面白かった。

内容については、腐生植物が葉を持たなくなった理由の考察が興味深かった。食は人間のあり方だけではなく、植物のあり方、特に進化などにも深く関わっているのだということを再認識できた。また、森から菌類が栄養を得て、菌類の栄養を搾取する腐生植物は間接的に「森を食べている」という捉え方も斬新で面白かった。

松本 剛    reply

今回の講義では、少年の心を少し取り戻したような気がします。ボルネオなどの熱帯地域には「腐生植物」という形も生態も僕にとって奇妙な生物が多種存在しており、新種を探しに熱帯に向かう探検家が多いことを聞いて、小学校の裏庭で珍しい植物や虫を探していた自分を思い出しました。久しぶりにどこか冒険したくなりました。熱帯探索の話で面白いと思ったのは絞め殺し植物の話でした。陽が射す高みを目指して他者を踏み台にする姿勢には残酷さだけでなくサバイバルの面白さを感じました。熱帯じゃなくても、日本と異なる気候帯にある地域を訪れるときは、その自然環境に目を向けると面白いだろうと思いました。

s100Horn    reply

腐生植物というのはあまり馴染みのない植物だったのですが、講義を聞いているうちにすごく関心が持てました。腐生植物は菌類から養分を受け取り、その菌類は森から養分を得ているので、腐生植物は森を食べる植物であるという表現が、とても面白いと感じました。ボルネオ島での調査は、険しい道を通りあまり綺麗でない川の水で生活をしたりと大変そうでしたが、そこまでしてでも新種を発見したいと思う熱意がそのような生活を可能にしているのだろうと思いました。私もそれくらい強い思いで研究に打ち込めるような分野を見つけていきたいです。まだまだ発見されていない新種も多いようなので今後が楽しみだし、腐生植物についてもっと多くの人が知ってくれるといいなと思いました。

becky828    reply

食虫植物はその恐ろしい生態とテレビや図鑑でよく見かけることから知っていましたが、腐生植物は今回の講義で初めて知りました。見た目はちょっとキノコに似ているけど、キノコはそれ自体が菌類である一方で、腐生植物は菌類をえさとして分解しているので関係としてはキノコの仲間を食べるとも言えてしまうくらい実際は全然違いました。”食”と言われるとどうしても動物、とくに人間中心で考えてしまいますが、食べるという摂取を行う植物もいて生態系に組み込まれていることに気づかされました。

Umay9002    reply

腐生植物というものの存在を今回の講義で初めて知り、美しい花を咲かせるのにも関わらず、葉は著しく退化しているという特徴、また、そのような現象が起こる理由についての先生の仮説が興味深いと思った。ラン科の植物に見られる菌との共生関係から、植物が菌から栄養を一方的に収奪するという不平等な関係への転換を説明される際、「生き物はズルをするものだ」という言葉を使われたが、この言葉は平易でありながら核心をついたものだと思った。私たち人間は程度の差はあれ何かしらのズル、つまり他者を押しのけ自分が有利になる行動をしてしまいがちだが、人間と違い知能を持たないとされる植物も同じことをしていることを考えると、「ズル」というのは人間をはじめとする哺乳類に限られることではなく、確かに生き物は全般的にそのような性質を持つようにできているのかもしれないと思った。

tomii1227    reply

初めて腐生植物の存在を知り、大変興味深かった。先生のボルネオ島での実際の調査の様子が写真や動画などを交えて説明されて非常に分かりやすかった。新種が先生により多数発見されており、驚いた。
どういう過程で腐生植物はほとんどの植物に見られる緑の葉を失ったのか、という謎に対するアプローチや考え方は植物に関してあまり知識のない私でも面白い内容であった。
「食」という観点から言うと、腐生植物は森(キノコ)を食べており、循環がうまくいっている森でないと生き延びていけない植物である。自然界での小さな厳しい営みに視点が広がった授業であった。

fuya0469    reply

恥ずかしながら腐生植物というもの自体知らなかったため、自分にとってとても新鮮なお話でした。弱肉強食の自然界において、共生という生きる術を持ち得た生物の進化の過程がなぜ生じたのかということが非常に興味深く感じた。

kensugawar@food2018    reply

腐生植物、という種類の植物を今回の講義で初めて知った。他の植物とは一線を画す姿で、紹介された時には熱帯域のキノコの一種かと思ったが、このような見た目でも種子植物の一種で、日本の気候でも多く生育しているのには驚いた。腐生植物は一般にはあまり知られていない植物だと思うが、森に行けば比較的簡単にこんな面白い植物を見られるという。彼らの生態は非常に変わっていてもキノコに寄生して、葉緑素や葉を持たなくなった以外の点では他の植物と同じだというが、受粉して種子を作り、また種子から発芽して育つのだろうか。ボルネオでの腐生植物を探す旅の様子も初めて聞くことばかりで非常に面白かった。

ilovefood2    reply

腐生植物という植物の存在を知らなかったので、今回の講義でその生活について知ることができてよかったです。また、腐生植物の数や状態が森の状況を表しているというお話も興味深かったです。腐生植物についての研究が進み、そこから森を観察する技術がさらに進歩すれば良いと思いました。

m0e0g    reply

光合成以外の栄養確保法を持つ腐生植物がそれぞれバラバラの部位でなし崩し的に葉緑体が退化して行っているのは、進化が必ずしも必然性を伴わないことを物語っており、こうした特殊な進化をしてる植物から進化の仕組みを解明する糸口がつかめそうだと思いました。菌糸をおびき寄せて根で消化しているため、根の中が汚くなるらしいが、そのせいで成長や寿命に支障をきたさないのか気になった。

daiki7141    reply

今回は今までとの講義とは一味違う内容で大変興味深かったです。腐生植物という種類自体初めて耳にしたこともあり、今回の内容はあらゆる面において新鮮でした。また、葉を持たず菌を分解して養分としていると聞いて、植物は自然界で一般に生産者側に見られることが多いですが、腐生植物が生産者なのか消費者なのかという疑問も浮かびました。今回は東南アジアでの例でしたが、日本も森林面積が広い国であるため、調査が進めば新たに腐生植物が見つかるのではないかという期待も持ちました。

naga2018    reply

腐生植物という言葉を聞いたことがなくて、文字からだけではよく分からなかったが、「森をたべる」というその生態を知られて、とても面白かった。また、探検に出る度に新種を見つけられるほど、未だ知られていない部分が多いのも魅力的だなと思った。

bnk258gi    reply

今回もまたこれまでの講義とは一風変わったようなテーマで、この主題科目の良さが感じられる講義だった。腐生植物というのは初めて知った概念だったので非常に興味深かった。こういった植物の戸籍の調査が進むようにすることも現代の科学に求められている要件だと思うので、これからの益々の研究の進退に期待しています。

Keisuke1014    reply

森を食べる植物という言葉はとてもインパクトがあり、どういうことかとも思ったが、腐生植物の正体を知って納得ができた。腐生植物という植物は今まで知らなかったが森林生態系の健全性のバロメーターだということで大切な役割を担っているのだということがわかった。講義の中では新種の発見の過程のお話があり、それが興味深かった。熱帯に新種が多くいるのならば研究者による新種発見の競合が行われるのだろうと思った。腐生植物の進化の過程も大いに興味を持った。進化の過程というのは以前から不思議に思うことも多かったが、腐生植物の生態を調べることでどのように緑の葉を持たず、葉を鱗片化するような植物が生まれたかがわかり、ひいては生物の進化の仕組みを解き明かすことができるのではないかと思い、とてもすごいことだと思った。

n2018o    reply


お忙しい中講義をしてくださりありがとうございました。日頃は興味を持たない分野でしたが、大変楽しく拝聴させていただきました。
腐生植物という名前がまず初耳で、TVで見たことがある程度でした。私も例に漏れず?腐生植物も菌類の仲間のようなものだと思っていました。さらにいうなら、菌類との区別を考えたこともありませんでしたが。葉っぱを持たず、光合成をする必要がないおかげでギンリョウソウなどのように植物とは思えないような、神秘的な外見の植物になったのだなと、感心しました。
菌類の菌糸を食べていると言っても、分解酵素を分泌する菌類を逆に根を通じて消化し栄養分を吸収して逆に寄生するというのは思いもしなかったことで、とても驚きました。他の植物を壊滅させてしまうというナラタケに寄生してしまうツチアケビが酷く恐ろしいもののように思われました。
先生の腐生植物の探査研究は、新種も見つけることができるということで、やりがいと魅力のあるものだと思いました。生い茂る深林から、ひっそりと佇む神秘的な腐生植物を見つけるのはとても楽しく、感動に満ちたものだと感じました。
しかし、私は虫や爬虫類が酷く苦手なので、肌の下を動く虫や、ヒルの話を聞いただけでもうダメだと思ってしまいました。
実際のところ、探査中の死亡事故も少なくないのでしょうか。
寄生な種であふれている腐生植物がアブラヤシプランテーション化によって、見つけられることなく失われてしまうのはとても惜しいことだと思いました。しかし、現地住民の貧しさを考えると無責任なことを言うこともできないと考えてしまい、とても難しいですね。
時間帯によって異なる蝉が鳴くのですね。日本とは全く違う鳴き方で、面白かったです。昼間の蝉は打楽器、夕方の蝉は壊れた弦楽器のような音だと思いました。夕方の方の蝉は鬱陶しく感じました。
ボルネオは本当に珍しいもので満ちていますね。遠くから見てもわかるような大きくて真っ黒な滝や分から取れるコーヒーが高級品となるジャコウネコも見て見たいと思いました。
ウツボカズラの口の部分にネズミやコウモリが座ってフンをすると言うのも驚きでした。

hoku125    reply

 塚谷先生のお話を聞き、以前ある山に登った際にギンリョウソウを見つけてその美しさに感嘆したことを思い出した。その当時はキノコの一種だと思っていたのだが、今回の講義で、腐生植物は菌(つまりキノコの類)を食料として生きるれっきとした植物だということを知った。私はてっきり、腐生植物というのは植物の中の一つの種類なのだと思っていたら、様々な種の植物から、うまく菌を食料として取り込むシステム作りに成功したものが腐生植物となったのだということだった。光合成をして栄養を手に入れる必要がないため、日光が届かない森の奥深くや林床でも育つ。植物=緑、という常識を覆す植物だが、その幽玄でほっそりとした装いに似合わずなんともたくましいことだと感心した。
 また、塚谷先生はどのような場所で採集を行うのかということについても話してくださった。インドネシア・マレーシア・ブルネイが共存しているボルネオ島では、その豊かな熱帯雨林の土壌で様々な腐生植物が育つそうだ。名前が付けられていない(新種)も多く、行くたびに新たな発見を得られるといっても過言ではないという。しかしながら、その自然がアブラヤシのプランテーションを確保するために近年著しく失われているという。アブラヤシから得られるパームオイルは様々な用途に使われ、私達が食べる食品はもちろん、化粧品や燃料としても大量に消費されているのだが、それを得るために貴重な、一度失われたら取り戻すことは非常に難しい森林内の種の多様性・森の活力が同時に失われているという現状は非常に由々しきことであると思う。私たちの日々の消費行動が地球上で起こっているあらゆる出来事に結び付いている、ということを改めて感じた。
 もう一つ興味深かったのは、ボルネオ島でキャンプしたときのお話だ。炊事・風呂・トイレはすべて川で/川の水を用いて行い、食料は山で取れた野生の魚や果物だったりする。川の水は、きれいな(種の多様性が高い)森ほど泥炭で黒っぽく、それを煮沸して料理に用いるという。また、熱帯の夜は冷え込みが激しく、実際の熱帯には熱帯やなるものは存在しないそうだ。もし機会があれば、いつかぜひ行ってみたい。

toriimo0817    reply

根っこで菌類を消化して生きる生物がいるというのは、私にとってとても新鮮でした。普段森を歩いても注意して見ないと気づかないような存在ですが、世界中の森の生態をひっそりと支える縁の下の力持ちなのだと知りました。
今回は我々人間が食べるというよりも「植物が食べる」ということに着目したお話で、そもそも植物が食べるという表現も素敵ですが、新たな「食」についての視点を得ることができました。

nas123    reply

この授業を受けるまで腐生植物という植物のことは全く聞いたことがなかったので、今回の講義を通じてその特殊な生き方や、緑色ではなく真っ白な見た目と神秘性に驚いた。腐生植物が森の余剰な栄養を食べているため、腐生植物がどのくらいいるかによってその森の健全性がわかるというのは面白いと思った。また、先生が直接熱帯雨林で調査したお話も聞くことができて大変貴重だった。人が普段踏み入れないような奥地に行く事について、素人には面白そうだなという面ばかり思い浮かべてしまうが、やはりヒルなどの危険性物がいたりと危険が多かったりするだけではなく、カメラを維持するにも苦労するという大変な面も多いという事実を思い知った。

rika0817    reply

腐食植物は森を食べるという発想が面白い。特定の生態系の状態を観察するときに、上位消費者を見ることでその下の状況を考えるとか、環境の悪化が累積して上位捕食者のレベルで顕在化するということがあると思うが、発想としては近いのかもしれないと思った。腐食植物が森を食べると表現することで、腐食植物が環境を考える切り口になったり、Inter discipline な講義に顔を出せたりする。1Sセメスターでとった「森の生物学」でも腐食連鎖についてとか、菌類についての話があった。私たちが直感的に考える森観が相対化され、森と書くけれど木だけが森じゃないなと思う。

akanexwx    reply

食というと人間の食べるものを想定しがちだったので腐生植物の視点は面白かった。森のバロメーターにもなる腐生植物は人間に発見されないまま絶滅してしまう危機にあると聞いて悲しくなった。また腐生植物というと菌類のように皆似た姿をしているのかと思いきや非常に多様性が高く非常に興味深いと思った。

Gooner0919    reply

未発見の微生物の数の多さや、その多様さはとても興味深かったです。

watson920    reply

植物の要素としてとりあえず私たちが思いつくのは、根・茎・葉・花だ。花はない場合もあるとは思うが、それ以外の3つはあまりにも常識として植物を形作るものと捉えていた。しかしながら実際は、今回紹介していただいた腐生植物のように、葉のない植物が存在するということに驚いた。しかもまだまだ我々が発見できていないため、毎年新種が数多く見つかるという。これはかなりすごいことだなぁと思うとともに、いかに我々が植物というものを「葉」という存在で捉えているかを実感させるものだった。

rakim1099    reply

その植物の存在で、森林の”健康度”が測れるというのは非常に興味深い内容だった。

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