ディシプリン(学問領域)に
とらわれない思考を身につけたい

第3回 03月07日 関根 康人

地球や惑星における「水」の起源 ――太陽系における生命存在可能性

2013/3/7 - 2013/3/8

本講義では、なぜ地球が“生命を育む水惑星”になりえたのか、宇宙に地球のような天体は存在するのか、ということを中心に解説する。特に、太陽系の起源、地球の海や大気の起源、水惑星が形成される条件やそれが長期間維持されるために必要なメカニズムについて講義する。さらに、最新の太陽系探査の結果や将来計画を紹介し、火星やエウロパ、タイタンといった太陽系内の天体における水の存在や、そこでの生命存在可能性についても触れる。また、近年盛んに行われている太陽系外惑星の観測について解説し、第2、第3の地球を宇宙に見つける試みについて紹介したい。

講師紹介

関根 康人
東京大学大学院新領域創成科学研究科複雑理工学専攻講師。 1978年生まれ。東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了。博士(理学)。惑星・衛星の大気・海洋など、生命を育む表層環境がどのように形成・進化してきたかを研究している。  
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