お知らせ

特別公開講演「深思中国」一般聴講のお知らせ

東京大学リベラルアーツ・プログラム(LAP)では毎年、中国語学習の上級編として中国語上級・北京研修を実施しています。この北京研修は現地での講義や学生交流、政府機関や中国企業の見学や関係者との懇談を通じて、「北京」を体験し、中国語の応用力を磨くとともに、中国を重層的に考察する視点を提供することを目的としています。

今年度はコロナ禍のため学生派遣が叶わないことから、中国の官界、財界、文化界、宗教界から著名な方々にお願いし、オンラインでの連続公開講演を開催することにいたしました。普段なかなか聞くことの出来ない話が多く聞けることと思います。学内外、学生か否かを問わず、どなたでもご参加いただけますので、ふるってご参加ください。なお、全講演ではなく、関心のある回のみの聴講も歓迎します。

 講演日程(いずれも日本時間の金曜日17:05〜18:35)

20201211日(金)

呂鳳鼎(元中央外事指導グループ弁公室副主任、元駐スウェーデン大使)

「私の外交官人生」

20201218日(金)

王恵(元北京市政府スポークスマン)

「北京オリンピックにおける文化の伝承」

20201225日(金)

丁剣陽(起業家)

「起業青年のチャレンジ精神」

202118日(金)

靳飛(北京戯曲評論学会会長)

「中国京劇における『人倫』」

2021115日(金)

白雲峰(北京国能中電節能環保技術有限責任公司CEO)

国能中電の歩み

*講演者情報および各講演の内容は「講義内容紹介」をご参照ください。

■ 使用言語

中国語(日本語への同時通訳あり)

■ 会場

Zoomによるオンライン開催

*Zoom のURL及び同時通訳の聞き方をお伝えしますので、必ず事前に登録してください。

登録フォーム(https://forms.gle/3EX6w6N56ySfeui67)はその週の木曜日までにお申し込みください。(一度申し込みをされれば、次回からは申し込みは不用です)

 

■  講義内容紹介

第1講 2020年12月11日 

呂鳳鼎「私の外交官人生」

講師紹介

1946年安徽省鳳台県生まれ。元中央外事指導グループ弁公室副主任、元駐ナイジェリア大使、元駐スウェーデン大使。中国人民政治協商会議第11期全国委員会委員、中国公共外交協会副会長を歴任し、現在、中国外交部外交政策諮問委員会委員。

講義内容

外交官として長年に渡り多様なキャリアを積んできた講師が、これまでの自身の経験を踏まえ、外交官という仕事について語る。

第2講 2020年12月18日

王恵「オリンピック文化の伝承」

講師紹介

対外文化交流の専門家。元北京市政府報道官、元北京市政府新聞弁公室主任。北京2008年五輪招致委員会新聞宣伝部副部長;北京五輪組織委員会新聞宣伝部部長、メディアセンター主任、新聞弁公室主任;北京冬季五輪招致委員会副秘書長、広報部部長。国の対外文化交流事業の企画・推進に従事し、国際交流分野において幅広い経験を持っている。

講義内容

東京2020開催に向けて、アジアで開催された過去の大会の舞台裏を、北京五輪の広報担当者の目線で振り返る。

第3講 2020年12月25日

丁剣陽「起業青年のチャレンジ精神」

講師紹介

1992年生まれの若手起業家。現在、北京、上海、蘇州、貴陽に、マーケティング戦略と企業広報をサポートする会社を複数持つ。上海戯劇学院表演 (俳優養成)学科卒。在学中に、PR企画に関心を持ち、関連活動に従事。のめり込んだり七転八倒したり、演技を学びながらも俳優をせず。仕事中毒にしてゲーム好き。

講義内容

講師自身の経験を踏まえ、ゲーム好きとしてのチャレンジ精神を生かした、勉学、仕事、生活におけるマルチ・キャリアな生き方を語る。

第4講 2021年1月8日

靳飛「中国京劇における『人倫』」

講師紹介

1960年代北京生まれ。学者、作家、劇作家。中学教師、新聞雑誌編集などを経て、作家と戯曲研究に専念。東京大学、仏教大学の客員研究員を歴任し、現在は北京戯曲評論学会会長、北京市石景山区対外文化交流促進会名誉会長。著書は『風月無辺』『桜雪盛世』『茶禅一味』『梅氏醉酒宝笈』など多数。

講義内容

中国演劇はその独自な表現様式と独特な美学価値によって広く世界に認められている。中国演劇は、中国人の日常的な生活様態に基づく「物理人情」という価値観を反映している。

第5講 2021年1月15日

白雲峰「国能中電の歩み」

講師紹介

浙江大学熱物理工学博士。北京国能中電節能環保技術有限責任公司CEO。

講義内容

技術系経営者として、中国の環境対策と再生可能エネルギービジネスを語る。

※問い合わせは、LAPホームページ(http://www.lap.c.u-tokyo.ac.jp/ja/)の問い合わせ欄から、もしくはLAPメールアドレス(admin@lap.c.u-tokyo.ac.jp)へお願いします。

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