中国の学生との共同フィールドワークを体験したい

学生による意見・感想 東大×南大共同フィールドワークin東京【11月】2013年度

史料編纂所を見学して

共同研究と授業以外にも、東京での一週間いろいろなことをしました。日本に着いた初日、今回の体験活動の趣旨を説明してくれました。日本に行く前に、先輩たちに聞いて見ても、明らかにわかっていませんでした。

翌日は斎藤兆史教授が「教養教育はなぜ必要なのか」という疑問を答えてくださいました。斎藤教授は教養という単語の辞書上の意味から、新しい時代に向いてどう発展していくかなどを、詳しく説明してくださいました。

日本人の古物を重視する態度に
今一度感心した

LAP2013111302_2.jpgそれから、もう一つ印象深いことがありました。資料編纂所の見学でした。この書庫は東大の図書館とは別に管理して、普通は学生たちが自由に入られません。書庫の中には天井も低いし、とても狭いところでした。でも、書類の量は凄い多かったです。いろいろな貴重な書類が沢山ありますが、その中でも16世紀の本が多かった気がします。だけでなく、あるものは国宝とか、世界遺産に登録していて、二重門を付けて保管しているところもありました。そして、保管も重要ですが東大では書類の復元にも力を入れています。大きく分けて紙の復元、絵の復元と文字の復元でした。中国古い書類とすると、少なく無いと思いますが。保管や復元の方面ではまだ、余裕ではないと考えられます。日本人が古物に対する重視度にもう一度感心しました。

(南京大学日本語科 学部生 P.M.)

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