中国の学生との共同フィールドワークを体験したい

東大×南大共同フィールドワークin東京【11月】
2014年度

2018.Feb.28

概要
プログラム主旨

LAP(Liberal Arts Program)では、東京大学がこれまで蓄積してきたリベラルアーツ教育の成果を世界に発信する目的のもと、さまざまな教育プログラムを実施している。 具体的には、東京大学と南京大学で実施する集中講義テーマ講義の他、学生が主体的に知を生産する機会を提供する「東京大学一週間体験プログラム」(南大 →東大)と「南京大学集中講義学生交流」(東大→南大)という学生交流も実施している。

毎年11月上旬に東京大学で開催する「東京大学一週間体験プログラム」では、南京大学の学生に、教養学部や大学院の授業を体験してもらい、東大の日常を知ってもらう。また、東京大学の学生と 共同研究を実施し、南大生と東大生が1つのテーマについて意見をぶつけ合いながら、異文化に対する発見、そして自分自身を再認識するきっかけを提供している。

参加者

南大生×11名、東大生×11名、東大OB×1名

日程

2014年11月9日(日)~11月16日(日)

共同研究

テーマ:「異郷で暮らすとは――東京にいる中国人から考える」

リベラルアーツ・プログラムの東大×南大共同研究は他者理解を通じた自己理解を目的としている。
今年度は「異郷で暮らすとは――東京にいる中国人から考える」をテーマに東京で暮らす「中国人」にインタビューを行い、彼らの生活空間を観察することを通して、「中国人」の考え方、生活環境などを理解し、「異郷」で暮らすとはどのようなことなのかを考えてもらいたい。

研究発表・討論会の様子(リンクをクリックするとLAPのFacebookの該当記事に飛びます)

1組目の発表・2組目の発表
3組目の発表・4組目の発表・司会側による問題提起
総合討論・ゲストによるコメント・質疑応答

南大生の受講科目
11日(月)
2限
岡田晃枝 国際政治概論
大石紀一郎 現代ドイツにおける「想起の文化」について
加藤耕一 建築・都市の思想
岡本賢吾 完全性定理から不完全定理まで
河合祥一郎 ハムレット論
石垣琢磨 教育臨床心理学
福井尚志 健康スポーツ医学
11日(月)
3限
山本芳久 感情をめぐる哲学的考査
本吉勇 認知心理学入門
12日(水)
5限
横尾英史 テーマ講義『排泄』「廃棄物管理の経済学」
14日(木)
3限
梶田真 地域開発と地域の動態
ロバート・キャンベル 文明、繁華、復興――近代日本と文学の「場所」
小松崎俊作 ケースで学ぶ社会技術とイノベーション
14日(木)
4限
福岡安都子 教養としての憲法――人権
前田基生 青年期の臨床心理学
清水明 時間と空間と物理学
西崎文子 IMAGINING AUSTRALIA
石井剛 グローバル化時代の現代思想――東アジアから
14日(木)
5限
村田光二 社会心理学入門
小泉秀樹 東京の都市計画
松本久義 保型関数入門
鈴木宏昭 人間の認知のダイナミズム

見学会
12日(水) 午前 東京大学史料編纂所見学会
12日(水) 午後 (株)ゼンショーホールディングス見学会(見学会の様子はこちら
東大×南大共同フィールドワークin東京【11月】2014年度 日程

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