お知らせ

「ゼンショー 東京大学・南京リベラルアーツ・学生交流プログラム」 記念式典・記念講演が開催されました

株式会社ゼンショーホールディングスのご寄附に基づき、東京大学教養学部付属教養教育高度化機構国際化部門のLAP(リベラルアーツ・プログラム)に「ゼンショー 東京大学・南京リベラルアーツ・学生交流プログラム」が設けられました。このプログラムは、東京大学と南京大学の学生交流を積極的に展開する教育交流プログラムです。これまでLAPが行ってきた南京大学集中講義学生交流と東京大学一週間体験プログラムを引き継ぎ、さらに2013年8月より中国語サマースクールを新たに開講いたします。

IMG_4984_2.jpg新しい学生交流の本格的な開始と、南京大学における拠点となる「東京大学 ゼンショー 南京リベラルアーツ交流中心」のオープニングを記念して、2013年5月27日に盛大な記念式典が南京大学で開かれました。式典には、寄付者である株式会社ゼンショーホールディングスから、小川賢太郎代表取締役会長兼社長、飯谷欣三ゼンショー中央食材研究所長、馬文軍青島代表処マネジャー、近藤秀樹ZBC制作課主任が出席されました。IMG_4979_2.jpg南京大学からは、陳駿学長、濮励傑学長助理、孫雯対外交流合作処副処長が出席し、東京大学からは羽田正副学長、石井洋二郎総合文化研究科長、杉山健一総長室顧問、刈間文俊教授、下田浩美渉外本部シニア・ディレクター、白佐立特任助教が出席しました。

IMG_5058_3.jpgIMG_5023_3.jpg陳駿学長が両校の交流の意義と東京大学並びに株式会社ゼンショーホールディングスへの謝意を述べられた後、濮励傑学長助理が両校のこれまでの学生交流を紹介し、今後の展望への期待を表明しました。続いて、羽田副学長が挨拶に立ち、異なる国の学生が共同で教養教育プログラムを受けることと「世界公民」として必要なリテラシをIMG_5096_2.jpg養成することの重要性を述べ、両校の交流プログラムの意義を強調しました。挨拶に続いて、石井洋二郎研究科長より小川賢太郎氏に感謝状が手渡されました。そして「東京大学 ゼンショー 南京リベラルアーツ交流中心(東京大学ZENSHO南京教養教育交流中心)」のプレート除幕式が行われました。中国語サマースクールが開かれる海外教育学院には、「日本東京大学漢語培訓実習基地」のプレートも設置されました。

IMG_5378_4.jpg27日夜、小川賢太郎氏の特別講演「株式会社で世界から飢えと貧困を撲滅する ――安全な食を世界に――」が、南京大学仙林キャンパスの学生交流講堂で開かれました。約130名の南京大学生が聴講し、講演後は熱心な質疑応答が行われ、小川氏を囲んで南京大生の記念撮影の輪が広がりました。

「ゼンショー 東京大学・南京リベラルアーツ・学生交流プログラム」は、東京大学と南京大学の10年間にわたる交流の実績を踏まえ、株式会社ゼンショーホールディングスからのご寄付を最大限に活用して、充実した教養教育プログラムを展開し、学生交流を通じて日本と中国の未来を担う若者の人材育成に努めてまいります。

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