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2015年度 東大×南大学生共同研究報告集―「失われていなかったもの」

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ゼンショー 東京大学・南京リベラルアーツ・学生交流プログラムは、株式会社ゼンショーホールディングスからのご寄附にもとづき、日本と中国の将来を担う人材を育成するため、東京大学が中国の大学と行う学生交流の教育プログラムです。中国を代表する大学のひとつである南京大学と連携し、リベラルアーツ教育を通して、双方の学生がともに考え、ともに啓発する中で信頼関係を育み、豊かな人間性を備えた知中派・知日派となることを目指します。

東京大学リベラルアーツ・プログラムでは、毎年一一月に中国・南京大学から日本語上 級者一〇名を迎え入れ、東大生×南大生の共同研究(問題発見型フィールドワーク)を実施 しています。  今年度は〈失われていなかったもの〉をテーマとしました。  二〇二〇年の東京オリンピックを控え、いま東京の都市再開発は急速に進行しています。 この駒場周辺の生活環境においても変化が見て取れるでしょう。今回の共同研究では、駒 場キャンパスを中心とした半径三キロ以内の範囲で、南大生と共にまちを歩き、既に失わ れていそうだけれども、人々の創意工夫や努力により〈失われていなかったもの〉を発見 してもらい、関係者にインタビューをしてもらいました。  本冊子は、〈失われていなかったもの〉から見いだされる土地柄や生活環境の特徴を東大・南大の学生で議論し、人々の生活に密着した新たな東京のイメージを考えた成果です。(2015年11月13日発行)

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