お知らせ

「ゼンショー 東京大学・南京リベラルアーツ・学生交流プログラム」一周年にあたり講演会が開かれました

ゼンショー東京大学・南京リベラルアーツ・学生交流プログラムの一周年にあたり、2014年5月23日に、寄付者である株式会社ゼンショーホールディングスの小川賢太郎代表取締役会長兼社長の講演会が、南京大学商学院で行われました。

 「株式会社で世界から飢えと貧困を撲滅する~安全な食を世界に~」と題して、鄒亜軍校務委員会常任委員の司会により行われた講演には、南京大学Executive MBA(EMBA)コースの卒業生160名と同コースに在学する企業家40名のほか、商学院の学部生と大学院生40名を加えた約240名が参加しました。株式会社ゼンショーホールディングス(以下ゼンショーと略)からは、小川一政取締役グローバル事業推進本部長、町田知尚社長室マネージャー、馬文軍青島代表処マネージャーが出席し、東京大学からは山路一隆渉外本部長、刈間文俊教授、下田浩美渉外本部シニア・ディレクター、白佐立特任助教が出席しました。

IMG_0549_2.jpg小川氏は講演で、ゼンショーの歴史を紹介し、横浜の小さな倉庫から出発し、店舗を持たなかった時代から今の規模に至るまで、その発展の道を支えてきたのは、人類の生活をよくしたい、多くの人に安全の食を提供したいという理念であったと強調されました。その理念実現のため、食料の生産から、加工製造、品質管理、物流、フィードサービスに至る一貫した経営方式を採用し、品質の確保と効率化を達成したと語り、講演の最後で、受講者に向けて、企業経営の目的は利益ではなく、中国国民の生活レベルを改善することにあり、そのために企業の長所を発揮し、貢献してほしいと訴えかけました。

講演会終了後、ゼンショー一行は今年4月に南京大学仙林キャンパスの地下鉄駅前の商業施設にオープンした「すき家」を訪れ、一般客として牛丼を食べ、内装や環境、サービスなどを確認していました。小川氏が店長に、「従業員の皆さんでどうしたら店が良くなるか考えてほしい、地域に愛される店になってほしい」と期待の言葉をかけていたのが印象的でした。

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東京大学基金のホームページでも、同一記事を公開しております。

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