I Want to Learn How to Think Beyond Academic Disciplines

Vol.10 2016.12.07 ITO kei

Diversity in Color Perceptions and Color Universal Design

Human eyes have several kinds of cells that perceive light. Because different individuals have different sets of such cells, there are instances where some people have trouble distinguishing between colors or color names.

To help users navigate easily, different colors are used in signage in town or public transportation, on the screens of electronic devices, maps, diagrams in books or textbooks, etc. Color universal design takes care to ensure that everyone can easily perceive such differences among colors. Slight modification of colors or paying extra attention to designs can make a marked difference in how easily people can distinguish between colors.

Color universal design started in Japan about a decade ago. By raising various actual examples, I will explicate the diversity in how colors are perceived and color universal design that caters to the diversity.

Instructor

ITO kei
Associate Professor at the Institute of Molecular and Cellular Biosciences, the University of Tokyo/Deputy Director General at the Color Universal Design Organization (an incorporated nonprofit organization) He was born in 1963 at Hyōgo prefecture. He graduated from the Department of Physics, Faculty of Science, the University of Tokyo and the Graduate School of Science, the University of Tokyo. Before working at his current position, he worked for Johannes Gutenberg University Mainz as a scholar and the National Institute for Basic Biology as an assistant. He himself is a person with extreme protanope. He is a pioneer of the color universal design which is the knowledge of neuroscience regarding color recognition applied to a barrier-free environment. He organized the specified nonprofit corporation the Color Universal Design Organization in 2004.

comments(最新2件 / 93)

あのにますqwerty    reply

中高の時からPowerPointの資料を作る際などにユニバーサルデザインに配慮しようと考えていた。当時はフォント・文字の大きさ・図形の配置だけを考えていて、色にまで配慮しようとはしていなかった。今回スマートフォンで色弱の人の色を確認できることを知ったので、今後資料作成の時に役立てようと思う。

先生のパワーポイントは、他の先生にありがちな文字を画面いっぱい書くようなものではなく、要点を簡潔にまとめ、図も豊富だったので非常にわかりやすかった。このような授業がふえてくれると有難いのだが……

ヨシyoshi4    reply

今回の講義は、色の見えかたや色覚に関する話が主だった。虹の色の区分けが国によって違うということは、この講義で初めて知った。講義の多くは、通常の色覚を持つ人と色弱の人の、色の見えかたの違いを確認するものだった。色弱の人の色の見えかたは今まで知らなかったが、この講義では実際に色弱の人にはどう見えているのかをパワーポイントで事例を多く挙げて説明して下さったので、興味深かった。

fujiiTK48    reply

色盲についての知識は前学期の講義で得ていたつもりであったが、健常者である自分に比べ色盲は視覚が不自由であるという大きな誤解をしていたことが今回の講義でわかった。色盲者は青系の色を識別する能力に優れており、また健常者が紫外線の見える生物を羨ましいと感じることがないのと同様に色盲者が健常者に劣等感を抱くこともないという説明は目から鱗であった。しかし現実の社会でマイノリティである色盲者が生活しにくくなっている部分は確実に存在し、その改善のための努力は今の社会の色をつけた「健常者」の義務であろう。

浩行yh21    reply

前回の先生に教えて貰ったRGBや目の細胞について更に詳しく教わった。そして色弱の人の見え方をいくつか体験した。色弱であることは確かに不便な部分が存在すると感じたが、実際は色弱の人と、そうでない人との間に優劣はなく、ただ見え方がマイノリティーなだけであることが分かった。不便であると感じるのは色弱の人にあまり配慮されていない社会であるからで、確かに僕自身そういう人達に気を使うデザインを考えるという発想自体持たなかった。しかし、実際色弱の方は想像以上に多くいらっしゃるので、ユニバーサルデザインがもっと浸透すれば良いと思う。

ユウキa525    reply

小さい時、テレビのリモコンのボタンに赤、青等の文字を見つけたとき、「書かなくても分かるではないか」と不思議に思ったという記憶があるが、これは今思えば無知でしかなかった。色弱は他の障碍よりも他者に気付かれにくいという事もあり、かなりの割合で存在するのに、昔の僕のように、多くの人がまるでそれが存在しないかのように扱ってしまいがちであり、だからこそカラ―ユニバーサルデザインを知る事には大きな意味があるのだと思った。アプリを実際利用し、僕が見ているものとは違ったトーンの世界が存在することを体感できた。(確かに赤はc型より見えにくい)この様なツールは、色弱の存在をより身近に感じさせる事ができるものとして非常に有用だと思った。そして「優劣ではなく、得意、不得意のケースが違う」と言う事実も、僕のような人間の誤解を解く、知られるべきものであるように感じた。

オグ666A    reply

今まで色鉛筆やマーカーなどに色の名前が書いてあるのを見て、見ればわかるのになぜ書いてあるのか疑問に思っていましたが、今回の講義を聴いてそのその理由が分かりました。世の中の些細なデザインにも何かしらの理由があるかもしれないと思い、デザインに興味がわきした。

motoaki308    reply

「他人と自分が見ている色は同じなのか」これはこの講義の履修当初から自分が抱いていた疑問である。前々回の鳥井さんの講義で錘体の話を聞いたときにこの問いに対する回答がぼんやりと示された気がしていたが、今回のアプリケーションの話を通じて回答の具体性を増すことができた。今では「他人と自分が全く同じ色を見ているとは限らないが、相手にどう見えているかは知ることができる」というのが自分の所感である。
また、色弱の人の話で集合図を用いて説明されていたが、自分のこれまでの認識が間違っていたと分かった。正しい認識が幼い段階でなされていないと後々いじめなどに発展しかねないので、伊藤さんの研究成果がもっと教育の現場で活かされれば幸いである。

iroww55    reply

色が分かりづらい人がいることは知っていたものの、その仕組みや数、具体的にどんなところがその他大勢と違うのかなどはこの講義をきっかけで知った。
この講座の中でもユニバーサルデザインという実際の活用に触れるものは少なく、非常にためになったと思う。

わかなwk29    reply

先生が授業中に紹介していたアプリをインストールし、実際にそのアプリを使って日常風景を見てみました。全体に赤みがかって見えたり、私がいつも見ている様子とは全く違ってとても驚きました。

ren    reply

色というものが、人の感覚を通して初めて成立するものであることを強く実感する授業だった。三種類の錐体細胞のバランスを人によって多かれ少なかれ違うのだから、色の見え方も違ってあたりまえだ。それは「色弱」と呼ばれる人に限らず、程度は違えどあらゆる人に当てはまることであるように思えた。
だからこそ、見え方によって生活に支障が出ないように、どんな見え方にも通用するような工夫が必要になってくるというのは、納得がいった。どんな方法でこの問題を解決していくのかとても興味がある。

やまふじTF92    reply

人間が色を認識する仕組みを説明していただいた後、色弱の方でも暮らしやすい世界を目指した動きを説明していただいた。感覚の話なので、自分には共有できないことではあるが、理解の幅が大きく広がった。非常に参考になる講義だった。

ゆ3y26    reply

色弱と言われる人たちが普段見ている世界がどのようなものであるのかを知り、実際に体験することで、知っている世界がこんなにも違って見えるのだということが分かった。普段見ている色彩、明暗は自分で当たり前と思い込んでいるだけであって、そこに正しい正しくないという概念が存在すること自体間違いであると思う。

alvaro48    reply

今回の授業を聞いて、私はよく赤い服を着ているのですが、以前友人に「また赤い服着てる」と言われた日に赤い服を着ていなかったので不思議に思っていたのですが、それは彼が色弱だったということなのかなと思いました。色弱の割合をデータとして見て、その多さに驚きましたが、自分の身の回りにも当然ながらいたんだと実感しました。アプリを使って色弱の方の視点で街中の風景を見てみたら、自分の知っている街並みが違う場所のように思えたりするのかと思いましたが、そんなことはなくて、色弱も一つの個性、という今回の講義のメッセージを感じました。

S1N1O2W3    reply

色の見え方が一般とは異なる、いわゆる色弱の人が高い割合で存在することは下手いたが、どのように世界が見えているかまでははっきりとは知らなかった。今回実際に、色弱の方が見ている色の例をたくさん見てみて、これではとても現代社会の中で生活するのが大変だろうなという思いをまず第一に抱いたが、最後の「果たして我々ヒトは紫外線の見える昆虫を羨ましく思うか」という先生の問いかけに価値観が揺らいだ。また、色弱の方々が生きる上で支障を来たさぬように設計、構築されたバリアフリーのデザインにも興味を抱いた。

mirai63dc    reply

身近な人に色弱の人がいるが、「赤と緑の区別がつきにくい」と聞かされていただけで、また普段の生活の中で色覚障害を意識させるような場面もないため、これまでその人にどのような見え方をしているのか考えてみたことがなかった。今回の授業と授業で紹介された「色のシミュレータ」によって、理論的にも感覚的にも色弱の人にはどのように見えているのかを知ることができ、とても良かった。
カラーユニバーサルデザインについては、教科書等に書いてあるために言葉は知っていたが、色弱の人とその言葉が結びついていなかった。デザインする側だけでなく、もっと認知のための動きが活発になるといいのではないかと思った。

マイmk01    reply

私の友達や先生にも色覚異常の人が何人かいて、別段何も思っていなかったのですが、やはりカミングアウトには勇気がいるものなのだなと感じました。また、アプリを使うことで、少しでも彼らと同じ景色が見られて良かったですが、逆に色覚異常の人がそうでない人と同じ景色が見られるアプリもあればいいのになと思いました。ただ、我々が動物を羨ましく思わないのと同じように、色覚異常の人がそうでない人を羨ましく思ってはおらず、得意不得意の色領域がちがうだけなのだ、という考えにはすごく納得したと同時に、お互いにとって良い考え方だと思いました。

ひろきju25    reply

色盲の方の世界の見え方が自分が思っている以上に私の見ているものと異なっていて驚いた。紫外線を例にした色がより良く見えているから生きやすい訳ではないという考えはこの講義を取っていなかったら思い付かない考えだと思い、感銘を受けた。色のシミュレーターを用いてテレビを見たが、やはり赤が目立たず、見辛かった。しかし、テレビ番組ならば色盲の人でも見やすいような色にすることが可能ではないかと思った。

matii29    reply

紹介されたスマホのアプリを使ってみたが、やはり見ることのできる色の種類が少ないというのは寂しい。カラスを羨むことはないという話があったがそれは私たちがカラスの見ている世界を知らず、また、紫外線が見えなくても生活していくうえで何の支障もないからであると思う。誰でも使えるようなデザインにすることも大事ではあるが、カラフルな方が綺麗で楽しいので色覚補正レンズなどの技術の発達に期待したい。

yone36    reply

色を名前で認識しているというのはまさにその通りだと思いました。無数にある色をカテゴライズしてラベリングするという一見何の問題もなさそうな色認識のメカニズムが、実は色弱の人とそうでない人との間に認識の齟齬を生み出している、という構造は今回初めて認識しましたが、もっと広く認識されるべき問題意識だと思いました。

ryu35    reply

人間が色を認識する生理学的なメカニズムを前提に、色弱とはどのようなことを意味しているのかという講義だった。そもそも人間の色覚が様々な段階的分析を経ているということが不明瞭だったのでとても勉強になった。
色弱、という言葉からはいかにも障害の一つという印象を受けがちだが、教授の語り口からはよりフラットな感触を受けて新鮮な気持ちだった。多様性の一部と言い換えられるのではないかと思わされた。講義で紹介されたアプリは時間の問題であまり使えなかったが、普段では体験できないような類いの視界で見るのはある種大変で、ある種面白かった。

うどtyd41a    reply

今回は、色の感じ方についてのシステムや、一般的に色弱と呼ばれる人々の感じ方、そしてそれによる弊害の講義でした。マイノリティではあるけれど、「色弱」と呼ばれている人の方が判別しやすい色も紹介されており、個性の一つとして捉えるべきだと納得させられました。また、「色弱」による弊害の中には(立ち入り禁止区域など)重大な例も紹介されており、隠し通さず色の判別を誰かに頼みやすくする雰囲気も、従来の色の改定もより進められるべきだと思いました。

tutysp30    reply

今回は人による色の見え方の違いやカラーユニバーサルデザインについての講義を聞いた。人によって色がどんな風に見えるのか、カラーユニバーサルデザインとはどのようなものかなどを図の豊富な資料を用いて学ぶことができてとても分かりやすかった。

marina00204    reply

色弱者が存在するというのは知っていたが、実際に色弱の人の話を聞くのが初めてで新鮮であった。色がわからないのは辛いだろうと勝手に考えていたけれど、実際にはポジティブな面もあり悲観的ではないと聞いて面白い面もあるのだなと思った。実際に色弱のアプリを使ってみた感想はあまりにも自分のいつもみている風景と違って驚きとともに非常に興味深かった。日常生活の中にも色弱者のためにデザインを変えていると聞き、身近なテーマであることも知れてよかった。

トシ2t2k    reply

どうしても人は、自分が見えているように他人も見ているだろうと思い込んでしまう、というよりも、他の人の見え方を知らないから、違う見え方をしているだろうという想像もできない。その上で、人によって色の見え方が違うということを知るのは大切であると感じた。色弱の人の見え方を体験するツールは、まさしく違う視点を与えてくれて、色々な気づきがあった。色弱で起こる不便さは、周りから見て簡単に気づける不便さではないので、多くの人がその見え方を知る必要があると感じた。

dpedr01a    reply

自分も軽度の吃音であり、(その事実を口にしなければ気づかれないという意味で)色弱のリアルな悩みなど共感できる部分があるような気がした。否、悩む必要のない問題なのだということも、相互に通ずる点である。

二重の意味で、センシティブな話題であった。

Chikaka05    reply

色弱の方についての話は今までに何度か聞いたことがありますが、今回の講義のようにあらゆる視点からアプローチする話し方は初めてで、学ぶことが多かったです。また自分の気づかないところで色弱の方への配慮により改善されている物がたくさんあることに驚きました。自分が見えている色鮮やかな美しい風景が、色弱の方には見えていないと思うとつい可哀想という気持ちになってしまいそうですが、最初から2色でしか見られない世界を見ているのだとしたら、その人にとって綺麗な景色はいっぱいあるんじゃないかと思いました。

tak15    reply

非常に興味深い内容でした。
一口に「色盲」と言っても、様々な種類の色盲があることは知らなかったので勉強になりました。
また、LEDの導入など、技術の進歩で色盲の方がかえって対応に苦しんでいることもわかり、自分が「カラーの方がわかりやすい」という固定観念に囚われ、文字情報をないがしろにしていることにも気づかされました。

syuya0216    reply

テレビリモコンの4色ボタンの下に、それぞれに対応した色の名前が記されているのは実は色弱の方々への配慮だと知り、私たちの身近にもカラーユニバーサルデザインが用いられてることを実感することができた。私には自ら色弱だと言っている友人がいるが、自分でも他人からも気づきにくいのが色弱の特徴であるので、もっと多くの人に理解されやすい環境を作っていくのが必要だと思った。

小三元4vj8u5    reply

 中学高校時代からの盟友で、今も同じ大学に通う者がいる。彼とは縁あって今日に至るまで計り知れぬほど長い時間を共有してきた。しかし、それでもこの授業を受けるまで、彼が色弱者であるという事実は私の意識から遠く沈み込んでいた。何年か前に彼から聞いていたにも拘らず、である。
 彼曰く、彼の色弱の程度はそれほど多数派から離れたものではないという。石原表のようなテストを受ければ少数派に入るような回答をすることにはなるのだが、しかし日常生活においては殆ど支障がない、と淡々と語っていた。カミングアウト、と彼の場合は言っていいのか迷うほど、私がその事実を彼から聞いたのも全く自然な会話の流れの中であった。私とて初めは衝撃を受けた。そしてそれを全く気づかせない彼の言動にも驚嘆した。しかし、次第に彼にとっては色弱であるということはアイデンティティーの内の大きな部分を占めるものではないのだろうと思い始め、軈てはその事実をも忘却の彼方へと押しやっていたのだった。
 今回の授業の冒頭、彼が色弱を告白していたことを稲妻のように思い出し、彼のことを思いながら拝聴していた。色弱の仕組みを理解し彼にとっての世界がどんなものなのか豊富な写真の例を見せて頂き、また授業後色のシミュレータを用いて覗きもした。私の方が区別を歴として見出しているものもあれば、彼の方が明確に峻別しているものもあった。多数派を前提とした情報伝達の枠組みの中では彼らは声を奪われがちになるという仕組みも痛いほどによくわかったが、一方で彼らが慣れてゆく中で適応し、困難を困難とも感じてはいないという御話もまた彼の姿に重なるところもあり、深く共感してしまった。
 それでも、たとえ彼のように色弱であることに然程の意味を見出していない人が大半だったとしても、である。本当に彼らは多数派と同じ社会的地位を、社会的自己を確立できているのか。遺伝的要因で違うものが見えるということより、社会的、人工的要因で異なるものを見せつけられているのだとしたら。結婚時、就職時、あらゆる新生活における不安が特有に生じているのだとすれば、それは由々しき問題だ。それに少しでも多数派が自覚的になること、色という所与のように見える要素であるからこそ、客観的視点に立とうと心掛けることだけでも状況は大きく変わるだろう。

u2ae4w    reply

錯体などの差異によって生じる色覚の多様性について理解が深まった。
紹介された混同色線のように、多様な色覚の差異を色空間上の計算によって扱う手法がより詳細に研究されていけば、現在行われている色覚的な少数者の不便の大まかな解消だけでなく、表現者がより多くの受容者に細密に意図通りの印象を与えることが、より容易なるのではないだろうかと感じた。
例えば、一定の色差で変化するグラデーションを用いた表現を、C型でない受容者にも意図通りに提供することができないだろうかと考えた。

NANA0524    reply

心理の授業でも色弱に関する講義を聞きましたが、今回は脳構造まで含めてさらに詳しく知ることができました。次回はカラーユニバーサルデザインについてのお話が聞けるようなのでそちらも楽しみです。

paripi48    reply

色盲の人の存在が本当に意外にもみじかであることに驚いた。今まで自分はあったことのない存在だと思っていたが、それはただ単に気づいてないだけだったということも衝撃だった。すべての人に、は不可能でも、より多くの人にとって見えやすい、分かりやすい色使いを学んでいきたい。私個人としては人間の知覚できる原色が4色もしくはそれ以上だった場合の世界の見え方には大変興味がある。

nakamura12ab    reply

色をはかる3つの尺度や、世界の地域によって色の種類や認識がかなり異なることなど、新しい知識を学ぶことができた。

かずひこPN09    reply

一般的に「色覚異常」と表現される色覚を持った人が、私の近くにいるのかもしれないということは、にわかには信じ難かったが、先生の、生活に直結したリアリティを持った講義内容は、初めてのことばかりで驚きしかなかった。そういう話を聞いていくにつれて、「色弱」とか「色盲」とか「色覚異常」とかいった呼び方にものすごい違和感を感じていった。

hakka23    reply

色弱の分類とその見え方の違いについて初めて詳しく知り、自分の見ている世界との差に驚いた。ある人が見ている色がほかの人のものと同じであることを証明するのは難しいことだとよく言われているが、色弱の人が自らが色弱であると認知するためにはどの程度の時間がかかっているのだろうか。

mdk216    reply

色弱についての話を聞くことは自分にとって新鮮だった。高校の同級生に色弱だという人がいて、当時はあまりピンと来ていなかったが、今回の講義で少しその人のことをわかることができたように思う。

海f208    reply

紹介されたカラーユニバーサルデザインを見て、なんとなく今までと変わったけど理由がわからなかった数々のデザインの意味がようやく理解できた。特にカラータイルから数字を読み取るテストは、色弱の方が違いがわかりやすい色がある、という観点からも作られていたというのは完全に盲点だった。
アプリの感想としては、確かに注意喚起など赤系は違いがわからず不便ではあるが、「夕焼けが見れなくてかわいそう」という考え方は実際見当違いだと思うくらい予想より違和感のない見え方だった。

しんすけtj16    reply

今回の講義は色の見え方、感じ方について生物的知識を扱ったもので、自分にとっては難しいところもありましたが、非常にためになりました。自分の高校の同期にも色盲と言っている人がいて、他人事ではなかったです。

bananana77    reply

カラーユニバーサルデザインという言葉そのものを存じなかった。色盲の人がいるということは知っていたものの自分はそのような人を認識したことがなかった。それは単に本人達が隠しているだけなのだろう。同時に人によって認識している色は違うものだということを改めて実感した。自分が青と認識している色は他の人にとっては例えその時起こっている自然現象が同じものだとしても他人にとっては認識は違うのだということは色で何かを伝えることの難しさを再認識させた。

takeab1415    reply

私が所属しているサークルにも色弱の先輩が2人ほどいて、その先輩方の生活の中でユニバーサルデザイン等が役立っているのかと思いながら聞いていた。
私の所属しているサークルはパフォーマンス系統で多くの方に見せるため、赤と緑が近い場所にないように工夫している(暗黙にそうしているのでしばらく理由を忘れていた)のを思い出した。

ust91    reply

色弱は周りの人にとっても本人にとってもわぱっとわかるものではなく、大変難しい問題であると感じた。より多くの人が快適に生活できるような工夫がなされていくべきだと思った。そのためには、社会の多くの人がその問題に関する意識を持っていることが重要なのではないかと考えたが、現状では義務教育などでそこまでスポットを当てられていないのではないかと思う。

dar168    reply

昔から、自分が見ている世界は他の人と違う見え方がするのか疑問に思っていた。色弱の人はそうでない人と見え方がおそらく違うのだろうと思う。
色弱でない人が見えやすいだろうと考えられた配色が色弱の人にとっては見えづらいものであり、色弱でない人が見えづらいと思う配色が色弱の人にとっては見えやすいこともあると聞いて驚いた。
障害とされることもある色弱だが、プラスになることもあるような気がして、個性と言う方が近いように感じた。

Kai0508    reply

ある時僕がカフェラテを飲んでいたのですが、ある僕の友達が「なにのんでんの?それ。抹茶?」と聞いてきたので僕は「は?笑。色全然違うじゃん笑」と言いました。彼は色弱だったのです。僕は色弱の人のことを知らなかったことにハッとしました。また、彼は小学校の頃、赤と緑に塗り分けられた地図を理解できずら先生に怒られた経験があるといいました。
彼自身は、世間の理解が及んでいないことに対して、しょうがないと割り切って怒ることはしませんでしたが、明らかにこの状況は改善すべきだと思います。この講義ではとてもわかりやすく色弱について、色弱に対する偏見について話していただき、とても感謝しています。ユニバーサルデザインの必要性は、僕の体験と照らし合わせてみて、とても理解しました。色弱に対する理解を他の人にも伝えることができればいいなと思いました。ありがとうございました。

riou774    reply

色弱の話は個人的に興味を持っていたので聞くことができてよかったです。
僕自身は色弱というわけではないと思っているのですが、男性は色弱の割合が多いという話を聞いたことがあり、そういえば黄色が判別しづらいと思ったことがあります。
そこでなのですが、そのような特定の色だけが見辛いということは色弱として認められるのでしょうか?

この「色」という講義全体にも関わることですが、ここまでは色というものを認めた上でその価値観に揺さぶりをかけるような、(少し語弊がありますが)色が見えないという視点からの話がこの段階で出てくることに対して、この講義の構成力の凄さに驚きました。

そして、我々が見ている色は決して絶対的なものではないこと、その多様性を認めるべきであることを改めて認識しました。

aruku238    reply

色弱、色盲は自分には未知であり、具体的にどのような世界を見ているのかについてはまったく知識がありませんでした。それを今講義で学び、また実際に色弱の方が見ているような画像加工を見てその実態に触れ、自分は以前色彩について少し学んだのですが、色の持つ「一般的な」意味合いや絶対性に疑問を持つようになりました。

iroww55    reply

色の見え方の違いが社会においてどう反映されているのか、もしくはされるべきなのかについて考える良い機会だった。何が少数派であり何が異常なのかということについてはよく考えられている以上に恣意的なのだと思う。

syu7727    reply

一般の人には見えやすいという色彩でも、色弱の方には区別がつかないことがあるということはとても興味深かった。皆が過ごしやすい社会を築いていくためには、少数派の立場の人が困らないようにするという視点で改善をしていく必要があると感じた。

浩行yh21    reply

年をとると白内障になると言われている。祖母がよく青い物を緑と言っていて違和感を覚えた。これを考えると色弱というのは誰にでも起こりうる事態であることがわかる。そもそも色弱という言葉自体がどこか差別的なニュアンスを含んでいることも問題であると思う。色ということに関してだけでなく、多角的に皆が住みやすい社会になっていくことを願う。

わかなwk29    reply

色とはあまり関係ないかもしれませんが、個人的には正常·異常の話が一番心に響きました。色弱の方にも見やすいようにするために様々な工夫がなされていることか知れてよかったです。

マイmk01    reply

教科書や電車の表示、テレビの警報の表示など、普段何気なく使っている物にも、すごく色についての配慮があることを初めて知りました。特に東京メトロの表示について、色のマルの中にアルファベットを追加することは、色覚異常の人だけでなく、私のような上京して来た人にとっても分かりやすく、一部の人への配慮は結局全員にとってわかりやすいものになると思いました。また、人は詳しい文字を見る前にぱっと見の色で記憶すると思うので、面倒だとか思わずに、カラーユニバーサルデザインの考え方がもっと広がっていけばいいなと思いました。

taka0904    reply

授業の冒頭でAB型以外の人間は障害者だという考え方からかなり衝撃を受けた。色盲というマイノリティをマイノリティとして排除しないやり方としてカラーユニバーサルデザインが存在してることを知った。色盲のために色を見せるメガネのメカニズムなども説明してもらいとても興味深かった。

ゆ3y26    reply

ものを作る際に色弱の人にも判別しやすい色彩を使うようにするというなどの工夫は、皆に過ごしやすい社会にするという点で大事な心がけであるが、そのような工夫がただ為されるだけでは不十分であると思う。今回の2回の講義のような、その人たち自身の世界やそのような人たちのための工夫が為されていることを知り、実際に考える機会が今後のためにも重要になるのではないか。

SAYA83    reply

今回のテーマはとても興味深かった。虹の色の分け方が国によって違うというのは、言われてみれば当たり前なわけがないことを、勝手に常識だと思い込んでいた自分に気付かされた。

yone36    reply

バリアフリーといっても、求めていない気遣いは意味がなく尊厳を傷つけることになりかねない一方で、困っている側も必要なことを正しく伝えられるとは限らない。その中で科学者的な存在が果たす役割は大きいはずで、そういった方向性の研究や実践をすることが軽んじられる風潮があるというのは良くないことだと思った。

あのにますqwerty    reply

講義でも先生が仰ったのと同じように、私もある人が色弱だからと言って「かわいそう、変だ」とは以前から思っていない。クラスにも高校の先生にも色弱の人がおり、普通にいるものだと思っていた。誰からも見やすいカラーセットを公表しているということなので、Office系ソフトに導入したいと思う。

かずひこPN09    reply

信号機の色が、青みがかった緑と黄色みがかった赤になっている(先生から言われて初めて、単純な緑でも赤でもないことに気づいたのだが…。)理由が、色弱を配慮してのことだったとは知らなかった。私は、信号機は緑と黄と赤というように単純に概念化してしまっていたので、3色型色覚にとっては信号機の配色を連想させる(単純な)緑と赤の配色を用いた公共設備の部品の色に特に関心を持ったことはなかったが、実はP型とD型には判別しづらい。しかし、逆に言えば、公共設備を請け負う企業や、配色を決める主体に、カラーユニバーサルデザインがまだ浸透していないということだから、早く浸透してほしいし、「あ、これカラーユニバーサルなんだ」という会話が一般的に聞かれるくらいに知名度が上がってほしいと思った。

S1N1O2W3    reply

障害を持っているから生きにくい社会なのではなく、障害を持つ人の方が少ないから生きにくい社会が生まれてしまっている、という考え方に今回初めて気付かされ、とても納得がいった。実際に障害を持つ人の目を通してしか見えない課題を、そうでない多数の人が認識することの困難さは無論大変なものであり、だからこそ障害を持つ人こそ積極的にバリアフリーの社会形成に関与していく必要があるのだろう。

alvaro48    reply

前回の授業の後先生のおっしゃっていたアプリを使って見た後にまた改めて詳しくカラーユニバーサルデザインについてのお話を聞き、その必要性がよくわかりました。信号、テレビのリモコン、路線図に至るまで、私たちの生活で色によって私たちが識別しているものはあまりにも多く、その全てをカラーユニバーサルデザインにするのは難しく思えますが、気づかないところで徐々に社会は変化していたんだと自分の無知を感じました。

NANA0524    reply

境界線など、ほんの少し手を加えるだけで色弱の人にとってもそうでない人にとっても格段に分かりやすくなることを、具体的な用例を見て実感しました。自分が知覚しているものを絶対と考えるのではなく、少数派の人の視点を取り入れるよう意識していくことがユニバーサルデザインの発想に繋がるのだと思いました。色に色名が付されていたり、教科書の重要部分の書体が変わっていたりと、思い返せば様々な工夫がなされていたのに、日常生活を送る上でその努力に気付くことができていませんでした。今後は自分の周囲を見渡して、今回の講義で学んだことが活かされているところを探してみようと思いました。

ren62M    reply

2020東京五輪のCUDで、白と黒を反転させる工夫を講義で聞きましたが他の工夫も知りたいなと思いました。2回の講義の中で一番記憶に残っていることは、「"健常者"が紫外線の見える昆虫になりたいと思わないのと同じように、色弱の人も"健常者"のように見れるようになりたいとは思わない」です。"健常者"は障害を持つ人のことを分かっているようで分かっていないんだろうなと思いました。

matii29    reply

初めに色覚補正レンズは色の差異を変えて認識できるようにするものだという話がありました。眼鏡をかけてすごく感動してる人の動画を前に見たことがあったので、見えなかった種類の色が見えるようになるものかと思っていましたが、そもそも認識する錐体がないのだからそうではないのは当然でしたね。障害を自力で何とかすることを要求しがちであるがそれではいけないというのは耳が痛かったです。
身の回りの色々なものがカラーユニバーサルデザインに変わっているということに驚かされました。少数派が不自由することなく、かつ多数派が不便に感じるようになるということもない理想的なユニバーサルデザインだと思いました。

ユウキa525    reply

身の回りのありとあらゆるもの(路線図や教科書から、様々な標識に至るまで)がカラーユニバーサルデザインの観点からリニューアルされていると知った。どのような色がより多くの人に見えやすいかを導き出し、その使用を提言していくことは、もっとしっかり認知されるべき取り組みであると思う。そして改めて学際交流の重要性を認識することができた。

dpedr01a    reply

カラーユニバーサルデザイン、と聞いてピンと来る人は少ないと思います。ただ、マイノリティへの焦点の当て方、無意識に抑圧しているかもしれない人々に思いを馳せる、そんな視野を与えて下さった授業に感謝したい。

marina00204    reply

先週に引き続き色弱者のためのデザインを知るのは興味深かった。特に印象的だったのは電車の線の色が変更されたことや、丸の中のアルファベット途中から入れなかなか通らなかったことである。様々な工夫がなされた社会にもっと注意を向けてみたいと思った。

うどtyd41a    reply

今回はユニバーサルデザインに重点を置いた講義でした。講義中に挙げられた例の中には、意外な所で不便を感じるのだなあと考えさせられるものが多数あり(例えば地図の塗り分けなどには考えが及びませんでした)、先生の立ち上げていらっしゃった色弱の方に対する団体の重要性を強く感じました。

ヨシyoshi4    reply

今回の講義で、「少数派」と「異常」は別物ということを聞いた際、「異常」という言葉の持つマイナスイメージが想像以上であることを改めて認識し、言葉の使い方に気を配る必要性を感じた。カラーユニバーサルデザインについての例も数多く紹介して頂いたが、知らなかった、または見たことはあるがカラーユニバーサルデザインだとは知らなかった、という例が多くあり、このようなデザインに対する意識不足を痛感させられた。

color81    reply

今回はカラーユニバーサルデザインに関する授業で、普段は意識しないような、電光掲示版の表示や地図の色など、あらゆるところで色弱の人への配慮がなされていることを知った。また、色弱の人の中には自分が色弱であることを周囲になかなか言い出せない人も多い、という話はこれまで考えたことも無かった。多数派にとって快適な社会を目指すだけでなく、なかなか意見を言い出せないそうした少数派の人々への配慮をすることの大切さに改めて気づけた。

color81    reply

今回もカラーユニバーサルデザインに関する内容の講義だったが、前回以上に具体的で身近な事例が多く挙げられていて興味深かった。円グラフの境界線や、路線図の縁取りなど、何気無い小さな工夫をするだけでも、色弱の人々にとっての大きな配慮に繋がることがよくわかった。また、私はこれまで、科学者は個人の専門的な分野の研究だけをするのが当たり前であり、効率的だと思い込んでいたため、講義の最後で先生が述べられていたような、科学者が分野を超えた活動を行い、具体的な解決策を提示することこそが理想的なバリアフリーモデルにつながる、という考え方は大変印象深かった。

motoaki308    reply

今回の授業も色弱やそれに準ずる人の話が主だった。教科書や駅の路線図の話を聞いて、実は今回の講義以前から伊藤先生の機構が作ったデザインや記号に触れていたことには驚いた。2020年には東京オリンピックだけでなくパラリンピックも開催されるので、カラーユニバーサルデザインの動きは一層加速されるのであろうか気になるところだ。また、最後に伊藤先生の学界で置かれている境遇の話を聞いて、新しい分野を開拓するのは難しいことなのだなぁと素人ながらに痛感した。具体的に何かを手伝えるというわけではないのですが、伊藤先生には境遇にめげずに頑張ってほしいです。応援しています!

Chikaka05    reply

私は身近に色弱の人がいなかったため、実際どのようなところで色弱の人が困ってしまうのかあまり知りませんでした。3色とも見えている人からするとそんなに気づかないような違いでも色弱の人に配慮した様々な工夫があるのだなと思いました。3色とも見える人も一部の色が見えない人も両方が快適に過ごせる社会が一番であるし、それを作るために先生のような団体も企業も色々な努力をしてらっしゃることを知ることができてよかったです。もし自分が色弱の人と知り合いになった時にきちんと配慮ができるようにしたいです。

ひろきju25    reply

前回の授業に引き続き、色盲の人の色の見え方について知ることができた。直接色の調子を変えるという方法にくわえ、地図などは模様もつけるという細かい工夫があるのは初めて知ったことで、大変興味深かった。

オグ666A    reply

2回目のこの講義も非常に興味深かったです。科学技術をものづくりに生かすということを漠然としか理解できていませんでしたが、少し理解が増した気がします。これからはモノを見る観点が変わる気がします。

nakamura12ab    reply

健康の人の思わぬところで色弱の人にとってはわかりにくさがあり、常にそれを意識した表現が必要であることがわかった。また自分の知らぬところでそのような取り組みが多く行われていることに驚き、感動した。

hakka23    reply

以前、色弱の友人から、赤と緑で塗り分けられたクリスマスの装飾が地味に見えるという話を聞いて、かわいそうだと思った経験があるが、本講義を聞いて色盲、色弱に関する考えを改めさせられた。ほんの少し色を調整するだけで色盲、色弱の人も不便なく生活できるということを知り、カラーユニバーサルデザインの大切さがわかった。また、「色盲」、「色弱」という言葉自体が彼らに対する偏見を助長しているのではないかと感じた。

paripi48    reply

色盲の人に対する社会の取り組みを知ることができる講義だったが、国立競技場の例などを考えるとやはりデザインという面からは少し劣ってしまうように思えた。無論この意見は色盲でない人間からの一方的な意見であるため、今後どうやって既存のデザインへの意識を変えるか、もしくはより良い妥協点を探していくことが課題であるように思えた。

bananana77    reply

色の見え方は個人によって大なり小なり異なることは長年の疑問だった。この人が言っている青色は、あざやかさ、明るさなども自分が認識しているものとは違うかもしれない。では、芸術の色使いなどはどう成立するのか分らなかった。それにひとつ迫るようなものかもしれない。いわゆる色弱と呼ばれる人は見え方の異なる極端な例でそにょうな人に対するカラーユニバーサルデザインという考え方は新しい見方をあたえてくれた。

riou774    reply

後半の授業も楽しく聞かせていただきました。
ものの見え方ひとつをとっても、全ての人が同じようにものを見ているわけではなく、互いの違いを認めなければならないこと、そしてそれが無意識にできるような社会にするべく活動をなさる姿はとても立派だと感じました。
そして私もそのような誰にも居心地のいい社会を作るため、わずかな違和感なども積極的に表現していきたいと思いました。

dar168    reply

バリアフリーを考える上で、パッと見てハンディーキャップを持っているとすぐにわかる人や大きなサポートを要する人にはすぐ気がつくけれども、なかなか気が付きにくいものも少なくないのだと気付かされた。自分の気づきにくいものには感覚的に理解することはなかなか容易ではないので、どのようなことで不便だと感じてどのような改善があるとより過ごしやすくなるかを知る機会がもっとあれば良いと思った。
2つの色のセットを見比べてどちらが見やすいかというアンケートでは、上を選んだ人がとても多かったが、私は下のセットの方が圧倒的に識別しやすかったように感じた。上が多かったのは、遠くて見えづらくて色が濃いほうを選んだからのように思う。
先生がどのようなきっかけや経緯で今やられている分野に進まれたのか気になった。

海f208    reply

「科学者」批判はよく聞く話ではあるが、実際に当事者で精力的に活動されている伊藤さんの口から聞くと説得力が段違いだった。
問題提起だけでなくカラーユニバーサルデザインの実現に具体的に貢献している姿勢は、どんな分野の当事者でも必要だと思った。

ren    reply

身の回りにある様々なところで、少しずつカラーユニバーサルデザインが導入されていることを知った。色弱の人が見やすく、かつ普通の見え方の人にも不便にならないように、微妙な色の調節が施されていることに感動した。「デザイン」という言葉は芸術性だけを表す言葉ではなく、機能性、そして利用者への気配りなどが含まれているのだと思った。

やまふじTF92    reply

今回は脳の構造まで掘り下げて説明してくださった。先天的な脳のつくりは変えるのは難しいので、色弱の方が、それを障害と思わないような社会ができればと思った。貴重なお話を聞けて、本当に為になった。

もぎー5696    reply

最後の科学者の役割についての部分はとても興味深かった。実際に私の周りにいる人たちでも実学主義に陥っている人が多く、基礎研究のためにわざわざ金を使うなんてただの浪費だという意見もよく聴く。そんな中で研究者をやっていくのはとても肩身の狭い思いをすることになると思うが、人類の発展というものを考えてみれば、そういった研究は不可欠であると思うので、現在の研究者の方々には敬意を持って接するべきだと思った。

fujiiTK48    reply

カラーユニバーサルデザインと聞いて特殊な事例を多く想定していたが、ほとんどが日常で目にしているようなものばかりであったことは発見だった。そして色弱の人間にも区別しやすい色の組み合わせを集めた「推奨配色セット」は非常に汎用性が高く、専門的な知識や技術がなくとも導入できるため、今後広範な分野での実用化が期待できる。このような科学技術の応用を手がける科学者の活動が促進されることは、カラーユニバーサルデザインに限らないあらゆる領域での発展を生むことだろう。

Kai0508    reply

前回同様、「色の見え方」について様々な講義を聞かせて頂いた。そして色とは何かということについて色々考えさせられた。
色は動物が情報を取り入れるための1つの手段であって、それ以上のものではない。その情報をどのように取り入れるかは生物によって千差万別であり、生物学上「同じ」と分類されている生物であっても、違いがある。それをまず人間は(特にものを作る人たち)は理解をしなければならない。たまたま色弱の人がマイノリティーであっただけであり、異常というわけではないということを知らなければならない。
身近に色弱の人がいるので、そのような理解が深まっていくことの重要性を深く実感している。

mirai63dc    reply

本筋ではないかもしれないが、医療関係者とそうでない一般の人とでは、「異常」「正常」「障害」という言葉に対して持つイメージがかなり異なるというお話が興味深かった。時々「技術を生み出すのが理系(科学者)、それを社会に広めるのが文系」などというようなことを聞くが、研究者の側からの最初の働きかけがないと異なる分野の人間にはなかなか届くものではないという点に納得させられた。研究のみならず普及のために精力的に活動されている先生の姿勢は素晴らしいものだと思った。

aruku238    reply

前回に引き続き、色弱とはから出発した色の見え方についての講義でしたが、色弱の方の特徴を学び、それに対してどのような対応策があるか、ということを学んだと共に僕は色の持つ社会性について考える講義であったように思います。掲示板やPowerPointなど色に何かしらの役割を託しているときそれは本当に自分の思い通りに伝わるのか、相手が色弱の方に関わらず、この問題は自分がそういった製作物を提示するときに改めて考え気をつけなければならないことだなと気づかされました。色の持つ社会での意味合いは絶対的でないどころかその色が認知されない、意味をなさないかもしれないということをこれから考える必要を思い知らされる講義で、貴重な経験となりました。

gosh120    reply

(前回分を書き忘れてしまいました。申し訳ありません。)二度にわたるカラーユニバーサルデザインの講義を受け、色弱・色盲の方々の見ている世界や、それに対する社会の取り組みの在り方について考える機会となった。特に立ち入り禁止区域の色分けや高速道路の交通情報の表示など、認識できないことで重大な事故や損害を招きうる情報の表示について、改善する意識を広めていくことの大切さを感じた。
教科書や公共施設のカラーユニバーサルデザインについて、これらは配慮の必要な方々に対する社会の姿勢の象徴となりうる、教育・福祉の基盤であり、十分な処置が行き届いているかを確認する存在の必要性が感じられた。ただ、それと同時に、学術研究として確立することが難しいという状況も理解できるものであった。

syu7727    reply

科学者が色弱の存在をずいぶんと昔に明らかにしていたのに、それが世に反映されるのに時間がかかっていることを聞いて科学の理論と実用性という点での分離を感じてしまった。せっかく素晴らしい研究がなされているのだから、それを世に反映できるようにデザイナーや製作者の方と連携を取ってもらいたい。

トシ2t2k    reply

カラーユニバーサルデザインを社会に広めていく過程の話が聞けて興味深かった。メトロの案内板などには様々な工夫が込められていて、驚いた。今まで誰もやってこなかったことを社会に広めていくのは意義があると思うし、科学を学ぶ者の大切な役割だと感じた。大学で学んだことをどう生かすかを考えていくことも必要に感じた。

ちぇる115M    reply

この2回の授業に渡り、普段あまり考えてこなかったことについて向き合うことが出来た。私も知り合いに色弱の方がいるが、自分は色弱ではないと思っている私としてはどう見えているのか言葉で説明を受けても分からないことが多かった。今回の授業では、先生が多くの画像を用いてわかりやすく説明してくださったので、以前と比べるとかなり理解が深まったように思う。また、周囲には程度の差はあれど色弱の人がかなりの割合でいる可能性があるとわかったので、ものの説明などのときには気をつけねばならないなぁと思った。今までの授業で一番興味が持てたテーマだった。これからも理解を深めていきたい。

takeab1415    reply

2回の色弱、色盲の授業を受けて、自分とは違う物の見え方の人が一定数おり、考慮していかねばならないなと思った。またそれとは別に色弱の逆の方(受容機関が4つある方)なども少ないけれどもいらっしゃるので、その方達はどう見えてるのか、何か不具合はないのか気になった。

ust91    reply

今回の講義は、メインのテーマであるユニバーサルデザインについてだけでなく、もっと広く、研究者の姿勢などについても考えさせられる講義だった。自分の専門分野を突き詰めようとする姿勢ももちろん重要ではあるが、その一方で、現実に起きている問題を解決するようなあり方も必要なものだと感じた。広い視野を持った人間になれるように努力したいと思った。

HAL9000    reply

今まで何度か広告やビラを作ったことがあるが、一度も色盲の方への配慮をしたことがなかった。バリアフリーな世の中を目指すなら誰にでもわかるバリアを取り除くだけでなく、世の中にどのようなバリアが存在するのかまずきちんと学習することが大切だと思った。科学の力で色盲の方の見え方をシュミレーション出来るようになってきている辺り、やはり科学は日常をより良いものにする価値のある学問だと改めて気づかされた。

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