中国の学生との共同フィールドワークを体験したい

東大×南大共同フィールドワークin東京【11月】
2012年度

2017.Dec.23

概要
プログラム主旨

南京大学の学生に、東京大学の教養学部や大学院の授業に体験的に参加することを通して、東大の日常を知ってもらう。
また、東京大学の学生と共同研究を行うことによって、南大生と東大生が1つのテーマについて意見をぶつけ合いながら、異文化に対する発見、そして自分自身について認識し直すきっかけを提供する。

参加者

南大生×8名、東大生×16名

日程

2012年11月4日(日)~11月11日(日)

共同研究

 テーマ:「変わるもの、変わらないもの、変わってしまうもの」

2012年度「東京大学一週間体験プログラム」の共同研究テーマは、テーマ講義「変容」に合わせ、「変わるもの、変わらないもの、変わってしまっうもの」とする。

時間軸と空間軸の中である事象を考えるとき、常に変容し続けるものや、普遍的に変化しないものも存在するように見える。例えば「流行」のように、一見変化がはげしいと考えられるものであっても、実は変化しない部分の組み合わせ方が変化しているだけかもしれない。また、「伝統」のような、一見変わらないと思われるものでも、実は時代に寄り添って変化することで、変わっていない印象を与えているだけなのかもしれない。また、何を「変わってしまった」と捉えるかは人それぞれの立場によって異なるであろう。

今回の共同研究では、ある一つの対象について、変わるもの/変わらないものを見つけ出し、なぜそれが変化するのか/しないのか/したと感じられるのかを考察することを第一の目標とする。そして、その背景や原因を考察することを第二の目標としたい。その上で、ものごとが変容することが、如何なる意味を持つのかを考えていきたい。

 研究のプロセス

  1. 各班でサブテーマを設定(南大生とはメールで連絡)
  2. テーマに即した事前調査、インタビュー対象の決定
  3. 南大生来日後、フィールド調査及び分析
  4. 研究発表
南大生向け最終レポート

次の3つの内容について、3000字程度にまとめ、帰国後に提出。

  1. 共同研究を通じて「変容」について分かってきたことをまとめなさい。
  2. 受講した授業の中から2つを選んで内容に言及しながら自分の考えを書きなさい。
  3. 「東京大学一週間体験プロジェクト」全体に対する意見・感想を書きなさい。

東京大学一週間体験プログラム写真はこちらをクリック

東大×南大共同フィールドワークin東京【11月】2012年度 日程

学生による感想・意見

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