跳出思维框架

第4回 10月26日

経験の消失スパイラル──人と自然の関わり合いの衰退

评价内容(最新2件 / 7)

kent0316    reply

今回の講義で個人的に最も興味深かったのは、アトピー性皮膚炎の話でした。
実は自分も軽度のアトピー性皮膚炎を持っており、
小さい頃からなぜ自分はアトピーなんだろうとずっと疑問に思っていました。
というのも、自分の勝手なイメージでははるかに衛生環境の悪そうなアフリカに住む小さな子供たちは
アトピーを持たず、なぜ比較的きれいな環境にいるはずの私はアトピーなんだろうという疑問です。
そんな私にとって、もちろん一要因に過ぎないと思いますが、今回の授業でおっしゃっていた
幼少期に自然豊かな環境にいるとアトピーを発症しにくいという説は個人的にとても納得のいくものでした。

Taku0    reply

葺替えの実践の講義の後、都市において人が自然の循環の一部に埋め込まれていることを実感するにはどうすればよいのか、を考えていた私にとって大きなヒントとなる講義だった。自然体験の喪失や自然の精神的、身体的効果は今までなんとなく感じていたが、しっかり言語化され、科学的に検証されていることに驚いた。経験の喪失スパイラルという負の循環に危機感を覚えたが、一方でどこかのポイントで正に転換することができれば全体が好循環に変わっていくという希望も抱いた。今回学んだことをより多くの人が認知することは、そのような転換の第一歩だと思うので、自分自身、自然経験を意識して確保したり、学習したことを周囲に共有したりしていきたい。

MI710    reply

環境問題が喫緊の課題であることが広く一般に認知される一方で、都市化の進展に伴い自然体験が減少して自然を実感しづらくなっている現代という時代において、「環境」や「自然」というものは一種の記号化、ラベル化され、体験的な膨らみを持つ言葉ではなくなりつつあるのかもしれない。私自身は地方出身であるため、子供の頃は自然の中で遊ぶ機会も多かったが、都会出身者はそのような体験があまりないというのを、受講者自身の経験談として聞き、ますます事態の深刻さを認識することになった。仮に都会に何らかの自然体験を創出することができたとしても、それが一種のアミューズメントとして、ラベルを貼るだけの商品化の運動に回収されてしまうのであれば、本当に環境問題を解決するような力を生み出すに至ることができるかは疑問だ。その意味でも、人間の心理過程に関する知見を取り入れつつ、いかに経験の再生スパイラルに沿う形でより人間の体感に根ざした自然体験を生み出していけるのかを考えるという試みの重要性を感じることができた。

u1tokyo    reply

最初は生物の多様性について研究していた先生が人と自然との関わり合いの機会の減少に興味を持ち、都市化などを契機とした人と自然の関わり合いの負のスパイラルについて研究された結果について聞くことができた。実際に自分が高校の時に山岳部に所属していて自然との交流が多い高校生活を過ごしていたのもあって、関わり合いの消失によってさらなる機会の喪失が起きる負のスパイラルについて実感することができた。
自分が今回の講義を聞いて考えたのは、都市と自然との共存についてである。先生が質問タイムにおっしゃられていたように、自然を都市の中にどう配置するかによって人と自然との関わり合いの増減は変わる。自分は、都市の中に小さい自然を置くことで人と自然との関わり合いを増やし正のスパイラルを契機するとともに、明治神宮のような集中した巨大な自然環境も都市に配置することで生物多様性も維持するようなあり方が良いのかな、と思った。これから都市のあり方について考えるときには、自然と人間との関係についても考えてみたい。

mayateru63    reply

内容は明快でわかりやすくまたとても興味深いものだった。ふと自分の部屋や講義を受けている教室や自分の最寄り駅などを見回してみると緑の少ない殺風景なものだなと気づいた。自然との関わりが健康や認知機能の向上に繋がるのならば、普段の生活の中により積極的に自然の要素を取り込むことで健康に過ごせたり仕事や勉強が捗って生産性をあげたりとより豊かな生活を送れるのではないかなと思った。また私は機械系の学科に内定しているが、灰色なものづくりの分野にもどこかで緑を取り込めたらより新しくて面白いものができるかもしれないとも思わされた。

futian0621    reply

これまでの講義における循環は、自然と物質の循環や資源の循環など、理想の形として用いられることが多かったが、今回は、自然との関わりが失われる負のスパイラルとして語られているのが印象的だった。自然との関わりを増やすことができれば、この循環を正の循環にしていけると思った。今回の講義で扱った人間と自然の関わりのテーマについて関心を持ったので、曽我先生の英語での共同論文も拝見した。AセメスターのALESAの授業で探求しようと思った。

YCPK4    reply

「幼少期に自然に触れていた人ほど自然に価値を感じる」という、素朴な直観に対するエビデンスが与えられていることが新鮮でした。そういう複雑な事象を追跡できるとは思っていなかったからです。講義中で「パス解析」というものを用いるのだと仰っていましたが、調べてみると統計学の難しい理論が出てきて理解できず、統計学をちゃんと勉強するとこういうところで差が付けられるんだと思いました。
緑仮説や「人が快適に感じる風景はサバンナに近い」という進化心理学に関連する話題がとても面白かったです。(私は生物学に関心があるのでこういう話は大好きです...)
加えて印象に残ったのは、幼少期の自然体験とアトピーとの関連など、いわゆる衛生仮説を支持するエビデンスがちゃんとあるということです。(テレビなどで聞いたことはあったが、眉唾だと思っていました) 名前に「環境」とつく学部・学科では何を勉強しているのだろうと思っていましたが、こういう刺激的なトピックが学べるのだと分かりました。

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