跳出思维框架

第7回 11月15日

映画界の「異物」であり続けるために

评价内容(最新2件 / 12)

dadasaba2023    reply

役者に答えのようなものを与えるのではなく、もし意見が食い違ったらなぜそう考えたのかを話し合っているということやCGに対する考えといった映画制作に関することも聞けてとても良い経験でした。また、メインストリームに立てない人達を扱ってみたということでしたが、先週映画を見て、異物が消滅のところでは法律で取り締まられていることが印象に残ったのを思い起こされました。異物であるとされているから取り締まられてはいるのですが、法律の要件に異物が“入りこむ”というのは個人的には異物もついにここまで来たかと感心?しつつ、安心?に近いものもを感じます。社会に受け入れられず取り締まられるであろう要素を持つものがある意味で一番“認められる”のは条文に罰則など諸々が記載された時なのではないかとすら感じました。また、具体的に異物を取り締まる何法のn条に書いてある文言を見たらきっと異物の異物らしさのうち一部を異物でなくした感じがいくつかの要因によってする気がします。不安や不安に思っていることを言語化すると楽になる説もあるらしいですが、法律に記載されるというのはそれだけでなくさらに何か意味を持たせる気がします。たとえば,消滅のシーンで金属バットでも持ったヤンキーのような人が異物を追いかけ回して若干周知されていないような動画サイトに異物追いかけ回してみたというような動画を投稿していたとしても、私が作中で『法律違反です』や『警察が来る』という言葉を聞いた時とは違うことを思うだろうと思いました。

achi003    reply

クリエイターの方にお話を聞く機会というのはなかなか無いので、今回こうして宇賀那監督のお話をお聞きすることができ、非常に興味深い講義でした。前回視聴した『異物-完全版-』についてのお話もそうですが、宇賀那監督ご自身の経歴についてのお話が、非常に波瀾万丈なもので面白かったです。『異物-完全版-』については、私自身の解釈が他の方のコメントのものとはだいぶ違っていたこともあり、いろいろな解釈が許容されているとのお話で少し安心しました。製作陣側でも解釈が厳密に共有されているわけでは無いとのことで、演者の方々も自分なりの解釈を持って演じているというのが個人的に少し意外に感じました。無粋かもしれませんが、宇賀那監督が抱いている「あいつ」に対する解釈も少し覗いてみたいと感じました。また主演の小出さんが、「あいつ」との初対面シーンは笑いを堪えるので必死だったとおっしゃていましたが、映画を見ている際にはそんなそぶりを全く感じなかったので驚きました。実際「あいつ」を見てみると、なかなかにグロテスクな見た目をしていましたが、製作陣の皆様が愛着を感じていた理由も、なんとなく伝わるような気がしました。

oku2222    reply

監督のお話を聞いて、まず映画館に行って映画を見たいと言う気持ちになりました。最近友達と映画を見る時は、映画館に行かず、DVDを借りたりサブスクで見たりしていたが、実際の映画館で、友達とも話せないという「拘束された状況で映画を見ようと言う気持ちにさせられました。映画制作についてやその流れでの詳細な心境などとても興味深いお話ありがとうございました。

Ita4048    reply

脚本に感情を書いてはいけないと聞いて驚いた。私は先週の授業に出席することができず映画を観られなかったが、今回の話はとても勉強になった。映画の制作について私は何も知らなかったので監督の話を聞けてよかった。

so6man    reply

制作の際の不安定さは見る者に解釈の余地を与えるという話は、かなり新鮮に思えると同時に、とても納得が行きました。
どうしても作品を見ると、その作品に込められた正解のようなものを探してしまいますが、監督・俳優・美術…と様々な人が「生々しさ」を与えるからこそ、ある程度の方向性はあっても、そこに誰も言葉にできない創造性が残される。当たり前のようであって、当たり前では無い考えでした。
私が以前お世話になった方が、劇団をやっていらしたのですが、「舞台は生物だ」と何度も仰っており、その劇団では映像配信は基本的にされていませんでした。それに対して、映画というのは「映像」がまず定義として存在しますから、舞台と違って不安定さが減り、画角等計算し尽くすことが出来るように感じていました。確定したものとして作品を残すからこそ、生み出される不安定さを面白さに昇華するために信頼が必要になる。まさに映画は、人がつくる芸術だなと、強く思いました。

k1t0k1t0    reply

監督の一貫した“不条理”に対する姿勢、不条理コメディーの根ざすものを知ることができ、非常に面白いお話でした。
映画異物-完全版-についてもストーリーや構成などだけでなくさまざまな要素にまで“異物”的な意味がこもっていることを聞き、感服しました。
メインストリームでない、いられない人、モノに光を当てるという軸を持ち作品を立てるのも、宇賀那監督ならではの強みを感じました。
もともと役者をやられていたところからの映画に対する視点も非常に興味深かったです。
作品の大胆さと繊細さのバランスの心地よさを深く知ることができました。今後も機会があれば作品に触れていきたいです。

otomitl3    reply

自分はミニシアター的な映画や不条理映画にはほぼ触れてこなかったため、どのように観れば良いのか、どういったコンセプトや考えで制作されたのかよくわからないと思っていたのですが、今回のお話をお聴きしてその一端を垣間見ることができたように思います。煙草には画面の中に流動的なものを配置するという目的があったというお話は驚きでした。映画ならではの音響のこだわりについてや、記録された安定したものだからこそ、内容に不安定さをもたせるというお話も大変興味深かったです。

marika0401    reply

インタビューを通して映画の理解や考察が深まり、とても面白く聴かせていただきました。講義のすぐ後に「シン・ゴジラ」をたまたま見たのですが、ゴジラが休止状態に入って夜が明けると、昨日まで人々の生活が破壊されたにも関わらずいつも通りに電車は動き人々は通勤・通学をしているというシーンがあり、全部がそうではないけれどもどんな不条理が怒ったとしてもやっぱり誰かそこに人がいれば人々は想像以上に力強く立ち直って世の中はなんだかんだ回っていくんだな......と思いました。震災、ウイルス、謎の生物などいろんな不条理の形がありますが、その不条理は私たちの生活をかき乱して深く傷つけることもある一方で、人間にはそれを笑いに変えたりして立ち直る力がある、暗いニュースが多い中でほっとするようなメッセージでした。たばこ、コーヒー、モノクロ、盆栽、性的な描写などの意図もさまざまでとても面白かったです。
講義や講義後での宇賀那監督と小出さんの話からお二人の映画への愛や情熱が凄く伝わってきて、私はすっかり映画にハマってしまいました。先日阿佐ヶ谷に「やぶから棒に笑え」を見に行った時、入ってくる観客はどんな人なんだろうと思っていると、一緒に行く約束をしたわけでもないのにばったり会った人がいたり、上映中にガサガサ音をだしながらお菓子を食べている人がいたり、講演後のインスタグラムの投稿で私が同じ空間で見たこの映画を見てこんな風に思わされた人がいたのかと思ったり、小さい映画館ならではの経験ではありますが、一人で配信映画を見ていては感じられない面白さがたくさんあってとても楽しかったです。
モントリオールでの話も聞いていて凄くワクワクしました。私も好きなものにワクワクする気持ちを忘れずに大切にしていきたいと改めて思いました。貴重な講義をありがとうございました。

yamori59    reply

映画では脚本に感情を入れてはいけないからキャストとの意思共有が大事だという話と、逆に意思共有しようとしすぎてキャストの中で間違った真実が生まれる可能性があるのである程度余白を持たせるという話が映画監督の苦労を感じられて面白かったです。また、不条理という面では、本当の意味での居場所なんてないという話をいただいてはっとさせられました。

shintaro0610    reply

勘違いや突飛な発想、向こうみずな行動で夢の映画界に俳優として踏み入れて行った所にとても驚かされた。台本を全て覚えるなど、好きゆえの情熱は何ものにも変え難い原動力になるのだなと感じた。
黒ギャルの話も面白かった。本来の目的を超えて、手段が目的になっていき、その末に本来の目的について考えれば逆効果になっている。色んな分野に見られることだと思う。
一般的な映画やドラマの条理に添いすぎている点に違和感を覚えて、現実の不条理さを描いたと仰っていたが、まさに映画異物を見て感じたことだった。
異物の特性に疑問を抱いていたが、監督の返答を聞いてそれ自体、僕自身が抱いている異物への抵抗感だったのだと気付かされた。そのおかしな特性にどう向き合うかが大事で、かつメインテーマであるということ。

nezumi02    reply

 映画監督の方のお話を伺うことができるというとても貴重な機会で、大変興味深い講義でした。
 メインストリームに立てない人たちにカメラを向けたい、という発言が印象的でした。普段取り上げられることの少ない人たち、社会にとっての「異物」とも言える人たちに焦点を当てる、という思いは、人々の同質化が進む中その多様性に目を向けるという点で、今の社会にとても意味を持つのではないかと感じました。
 また、異物くんに対して製作陣すら共通認識を持たずに制作していたということに驚きました。絶妙なバランスの中で作られたからこそ観る人に様々な解釈の幅を与えられる作品になっているのだと思います。
 最後のお話も印象的でした。自らが異物となることを恐れず、むしろ異物たる存在になることを目指して、様々なことに取り組んでいきたいと思います。またミニシアターにも足を運んでみたいと思います。
 改めて、貴重なお話を本当にありがとうございました。

Thomas69    reply

やはり表現している人の言葉は強い何かを感じさせるものがあるように感じました。映画の内容とは関係ない気はしますが、講演早々に登場した「新しいことを始めるのは壮大な勘違いから始まる」という言葉に自分は刺激を受けました。今の自分の考え方の中だけで生きているだけだと何も新しいことはできないということを強く思いました。考えることが必ずしも悪いことではないのは当然ですが、殻を破るためにひたすらに多くの経験を積んでいこうと思いました。

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