ディシプリン(学問領域)に
とらわれない思考を身につけたい
学術フロンティア講義
【Aセメスター】
2021年度「Face to face:対面・表面・仮面」
2023.Sep.27
- 概要
昨年からの新型コロナ禍によって、私たちは従来当然と思っていた
様々な事柄を考え直すことを余儀なくされてきました。 なかでも大きな変化であった、対面での活動への制限と急速なオン ラインへの移行は、私たちに「Face(顔、面)」をめぐって多 くの気づきをもたらしつつあります。これまで「対面」 すなわち顔を合わせるということは、直接性、現実性、真実性もし くはライブ感の代名詞のように考えられていたわけですが、これを 行わないという条件のもとで日常のさまざまな営みを見直すとき、 我々は対面でできることとできないことの境界を改めて考えること から出発して、そもそも「対面」でわれわれは何をしているのか、 「対面」が上記のような価値に結びつけられることにどのような根 拠ないし前提があるのか、さらにはそもそも「対面」が不可能な状 況において、そうした価値はどのように実現されようとしてきたの か、等々の問いを問うよう導かれてゆきます。本講義では、文理双 方の教員による「Face」の問題への多様なアプローチをオムニ バス形式で提供することを通して、 知やコミュニケーションなどの関係の条件としての「Face」 の役割を切り出してゆきます。 日時教室
2021年10月6日(水)- 2022年1月12日(水) ※11月24日(水)はターム間のためお休みです。
- 水曜日5限(17:05-18:35)
- オンライン開講(URLはUTAS上で受講者にご案内します)
- 履修に際しては履修確認・訂正期間を利用して登録してください。
- 期末レポートについては、学期末にICT-LMS上にご案内ファイルを掲載予定です。
問い合わせ先
- 東京大学リベラルアーツ・プログラム(LAP)
- Email: admin@lap.c.u-tokyo.ac.jp
- ホームページ:http://www.lap.c.u-tokyo.ac.jp/ja/